運動と長引く股関節痛などの「慢性痛」改善

今日は記事「長引く股関節痛などの「慢性痛」の要因」の続きです。

3月1日(日)に開催された
「第24回愛知県理学療法学術大会」
紹介されていた、
長引く股関節痛、腰痛、膝痛などの
「慢性痛」に対して有効と思われる改善法を
ご紹介します。
(^^)/

以下の改善法は、
健常者(『痛み』のない人)に対して行った
実験結果も含まれます。

それについては、
『痛み』のある人に対して行った場合、
健常者での結果とは異なるかもしれませんが、
やってみる価値はあると思います。

また、
全ての改善法に言えることですが、
基本的に、
『痛み』を解決させたい人が、
主体的となって改善法に取り組むことが
必要不可欠です。

さて、
みなさま、
「ランナーズハイ(Runner’s high)」
という言葉はご存知でしょうか??

これは、
マラソンなどで長時間走っていると、

多幸感、

不安軽減、

気分高揚、

ストレス緩和、

鎮静

などの気分変化が

もたらされる現象のことです。

このような現象は、
程度の差はありますが、
マラソンに限らず、
どのような運動でも生じます。

上記の気分変化は、
『痛み』を改善させる方向へ作用するものなので、
「慢性痛」にも効果があります。

つまり、
運動は、
「慢性痛」改善に効果がある

ということです。

では、
運動の中でも、
どのような運動が
効果的なのでしょうか??

運動と『痛み』改善との関係について、
研究で明らかになっていることを
以下に列記していきます。

・頭も使う運動が効果大

 ⇒何か課題を行いながら
  運動すると効果大だが、
  その課題が簡単になると
  効果は減少する

・他の人と一緒の運動が効果大

・他の人としゃべりながらの運動は効果小

・有酸素運動なら、
 強度は中~高強度、持続時間は長時間で
 効果大

・無酸素運動なら、
 強度は高強度で効果大で、
 運動時間は影響しない

・痛い部分は運動しない方が良い

・痛みがあるところとは
 別の部分の運動でも
 効果あり

 ⇒例えば、
  股関節を動かすと痛い場合、
  反対側の脚の運動や、
  腕の運動でも
  効果あり

・痛い部分が多いと効果小

 ⇒これは、
  運動することによって
  どこかに痛みを感じる確率が
  高くなることや、
  痛みが多いために
  抑うつ状態になっていることが
  要因と考えられている

・動かす部分が多いほど効果大

・歩行が最も効果的

・ただ歩くよりも、
 課題を持って歩く方が効果大

 ⇒例えば、
  背すじを伸ばしながら歩く、
  歩幅を一定にしながら歩く
  などの課題歩行が効果的

・リズミカルな運動は効果大

・自分が運動しているところを
 イメージするだけでも
 効果あり

・運動器具を使っても使わなくても
 効果に大差ない

 ⇒わざわざ高価なトレーニング機器を
  買わなくてもよい

以上が、
学会で紹介された
運動と『痛み』改善との関係です。

今回の学会で紹介された知見は、
また随時ご紹介させて頂きます。

是非、股関節、腰、膝の長引く『痛み』改善に
お役立て下さい!
(^^)/

 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2015年3月23日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ