今回は記事「力を抜くということ・・・」の続きです。
私は、どんな動きをするときでも、出来る限り力が抜けている方が、体にとって良いと考えています。なぜなら、力が入っている状態というのは、極端なことを言えば、関節や骨、筋肉を、破壊する状態だからです。
しかし、多くの人は、筋肉にしっかり力を入れた方が良いと思っています。
何故でしょうか??
それは、しっかり力を入れている方が、足腰が強い感じがして、満足感を得ているからだと思われます。筋肉に力を入れるほど、しっかり運動しているという、実感があるからだと思います。
もっと分かりやすく言えば、「頑張っている」と感じられるからだと思います。
私たち日本人の多くは、この「頑張っている」という言葉や感覚に、「美徳」を感じているように思います。
ここでみなさまに知って頂きたいことは、「美徳」と「体に良いこと」は、必ずしも同じではないということです。もっと言えば、「美徳」が体に悪影響を及ぼしていることすらあり得ます。「頑張る」ことで、体の調子がおかしくなることは、よくあることだと思います。
つまり、「美徳」に対する誤解を解かなければ、「体に良いこと」を行えないのです。
「頑張っている」よりも「力を抜いて楽に」ということに「美徳」を感じるようになることをお勧めします。
その方が、肉体的にも精神的にも股関節、腰、膝の長引く『痛み』を解決させやすくなると思います。
(^^)/
写真提供:ペイレスイメージズ
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ
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