良い歩き方~「意識」と「動き」~

前回の記事「効率的で速い歩き方」で、「体の中心から動かすことを意識すると、効率的に速く歩ける。」とお話ししました。今回は、「意識して動かす」ということについてお話しします。

私たちが身体を動かせるのは、解剖学的には、神経と筋肉の働きによるものです。しかし、それだけでは、私たちが普段行っている動作はできません。神経と筋肉の働きをコントロールするものが必要です。

そのコントロールするものが、「意識」です。そして、「意識」されている部分は、筋肉が働きやすくなっています。

ここで、実験をしてみます。

椅子に座って、腕を真下にダラーンと垂らして下さい。そして、肘を曲げようと思って下さい。すると、力こぶを作る筋肉(腕の上の前側の筋肉)が、何だかぼんやり温かくなってきませんでしょうか??その筋肉を働かせたがっている「何か」を感じませんでしょうか??

次に、一気に肘を曲げて下さい。その「何か」がギュッと固くなるを感じませんでしょうか??

この「何か」が「意識」なのです。

私たちが身体を動かそうとするときは、その動きをさせる筋肉をスタンバイの状態にさせる「意識」が、必ず存在しているのです。

したがって、ある場所に常に「意識」が存在していると、そのあたりにある筋肉は、いつもスタンバイ状態になっている、必要なときにすぐに使える活性した状態になっている、ということなのです。

ということで、「意識」は、良い身体の使い方、歩き方をするためには、とても重要なものなのです。

この「意識」については、運動科学研究者の「高岡英夫」さんが、熱心に研究し、詳細な理論を打ち立てています。彼は、この「意識」のことを「身体意識」と名付けています。

「意識して動かす」、「意識」と「動き」は、密接に関係していることを是非覚えておいて下さいね!!
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写真提供:ペイレスイメージズ

股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ