力を抜いて痛みを治すためには骨を感じること

今回の記事は、前回の記事「痛みを治すための姿勢や歩き方の基本は重心の位置にあり」に引き続き、私が指導している「力を抜く」方法をご紹介させて頂きます。

前回は、「力を抜く」方法の全てに共通する意識、「身体の重心線を、くるぶしの真下に落とす」についてお話ししました。

これはしっかり意識して下さいね。

では、股関節、腰、膝の痛みを自分で治すために必要な、「力を抜く」ための具体的な方法として、「1.骨を感じるようにする」と「2.身体を真っ直ぐにする」を紹介していきます。

1.骨を感じるようにする

骨を感じるとは、「骨にかかる力を純粋に感じる」ということです。

具体的には、「関節面にかかっている重さを感じる」ということです。

関節面に重さがかかる感触は、例えば、手のひらに、ペーパーウエイトなどの小さくて重いものが乗っているような感触です。

ところで、筋肉に思い切り強い力を入れると、関節には、どのような感触が生じるでしょうか??

例えば、立っている状態で、両膝がピンと真っ直ぐになるよう、太腿に強い力を入れてみて下さい。

おそらく、両膝全体が締め付けられるような感触が、生じるのではないでしょうか??

膝の関節面に重さを感じることは、できないのではないでしょうか??

つまり、「筋肉に力を入れると、関節面に重さを感じられない」、すなわち、「筋肉に力を入れると、骨を感じられない」ということです。

このことから、「関節面にかかっている重さを感じたいなら、筋肉に力を入れてはいけない」ということになります。

したがって、「関節面にかかっている重さを感じようとすると、筋肉の力が抜ける」ということになります。

つまり、「骨を感じようとすると、筋肉の力が抜ける」ということです。

ですので、常日頃から、骨を感じるようにして下さい。

骨を感じる方法としては、次の方法などがあります。

【膝を軽く屈伸させる】

1.立った状態で、膝を小刻みに曲げ伸ばす。このとき、太腿の後側の筋肉を使うようにする。

2.全身の力を抜くように心がけ、ときどき屈伸をやめて、骨を感じられているか、力が抜けて立っているかを確認する。

3.以上のようにして、膝だけではなく、足首(足関節)、股関節、背骨の関節、全ての関節においてそうなっているか確認する。

【左右に揺れる】

1.立った状態で、左右に少し揺れる。

2.その揺れの中で、足首(足関節)、膝関節、股関節、背骨の関節、全ての関節において、関節面にかかる重さを感じる。

以上の方法で骨を感じることができてきたら、その感触を手掛かりに、全身の筋肉の力を抜くように意識して下さい。
(^^)/

もう一つの「2.身体を真っ直ぐにする」は、次回の記事「真っ直ぐな立ち方で力を抜くと痛みも治っていく」でご紹介します。

また、立ち方の理論については、記事「股関節、腰、膝の痛みを治すための正しい姿勢や立ち方、究極理論!」でお話ししています。


股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ