変形性股関節症と痛み

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写真1:股関節周囲のX線画像(レントゲン写真)正面像1

早速ですが、この写真1を見て、みなさんはどのように感じるでしょうか??

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写真2:股関節周囲のX線画像(レントゲン写真)正面像2

写真1と写真2を見比べてみて下さい。

股関節に注目して下さい。

どちらが痛そうでしょうか??

写真1の股関節は、大腿骨骨頭(太ももの骨の付け根のふくらみ)が左右ともガタガタに潰れています。

写真2の方は、右側(向かって左側)は少し変形していますが、左側は(向かって右側)は綺麗な球状となっています。

答えは、どちらも痛くありません!!

写真1は、以前勤務していた病院のリハビリで、私が担当させて頂いていた患者様の写真です。

この方は70代の女性です。

変形性股関節症で入院されているのではなく、転んで右大腿骨骨幹部を骨折したために入院されています。

この股関節の変形は以前からあったそうですが、骨折する直前まで両手に杖を持って、痛みなく歩いていたそうです。

改めて言わせて頂きます。

こんなにも著しい変形があるにも関わらず、痛くないのです!!

びっくりしますよね!

このことから、「関節が変形しているから痛みが出る」という理屈は、疑わしい気がします。

そして、「関節の変形を直せば、痛みが治る」という理屈も、疑わしい気がします。

つまり、「手術をして関節の変形を直せば痛みが治る」という理屈は、どうやらとても怪しそうです。

みなさん、股関節、腰、膝の痛みに対して手術を勧められた場合、以上のことを今一度よく考えてみて下さい。

「手術をすれば痛みがとれる」という訳ではないことは、よく理解できると思います。

手術をする前に、痛みに対してできることはいろいろあります。

それらにトライしてからでも、手術は遅くはないのでは??(^^)/

ちなみに、写真2は、私の写真です。

5年半ほど前に右の股関節痛が生じましたが、現在は痛みはありません。(^o^)/

関節の変形と痛みが、直接的には関係ないということは、カテゴリ「痛みのしくみ」の記事を読んで頂ければ分かると思います。(^^)/


股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ