池上彰さんのポリシー

前回の記事「桑田真澄さんの指導方針」でお話しした
「共感した番組」についてですが、
もう1つは、
6月6日(木)21:00~放送の
NHK総合『ニュースウォッチ9』です。
 
 
この番組の『ピックアップ』というコーナーで、
ジャーナリストの池上彰さんと、
NHKニュースキャスターの大越健介さんの対談が
放送されました。
“わかりやすい”池上彰氏と対談
 
 
この中で、
池上彰さんは、
次のようなことを語っていました。
 
 
「ニュースは、
 そのときどきのことを伝える役目がありますが、
 あるところでそれをせき止めて
 振り返ることがなかなか難しい。
 
 
 私はその振り返る役目をさせて頂いています。
 
 
 この2つがあいまって、
 よりよい情報を伝えることができると思います。」
 
 
「その日は大きなトップニュースになったけれども、
 1ヶ月経ってみると、
 それは大したことではないかもしれない。
 
 
 1ヶ月経った段階、
 あるいは半年たった段階で振り返ってみる、
 こういう役割も必要なのではないかと思います。」
 
 
「これからは、
 ネットを読み解く力が必要になってくる。
 
 
 原発に関して言えば、
 「放射能は怖いんだ」という思いで検索すると、
 いくらでも危険だという情報が出てきて、
 より心配になる。
 
 
 「あれは騒ぎ過ぎではないか、
  それほどじゃないんじゃないの」
 という思いで検索すると、
 それはそれで
 そのような情報が山のように出てくる。」
 
 
「結果的に
 自分の知りたい情報だけを
 どんどん入手してしまって、
 そちらに考え方が固まってしまう。
 
 
 その結果、
 両極端の意見が生まれる。」
 
 
「それが、
 新聞、テレビでは、
 多様な意見が伝えられる。
 
 
 多様な意見を聞いてこそ、
 自分なりの見方が出来てくると思う。」
 
 
大越キャスター:
「理解をするということは、
 たぶん多様性を認めるということ。
 
 
 独善的にならずに、
 相手の立場、
 相手の置かれている状況を
 理解するということは、
 多様性を認めることだと思います。
 
 
 これは、
 寛容な社会に繋がっていくのではないか。」
 
 
「例えば、
 中東問題、
 なんとなくあっちは怖いよねと漠然と思っていたり、
 あるいは、
 イスラム教について
 全く根拠のない不安を持っている人たちに対して、
 いや、これはこれで
 あそこには普通の人々の営みがあり、
 平和を求めている人たちがいるんだよ、
 いろんな考え方があるんだよ、
 ということを伝えていく、
 まさに多様性を認め寛容な社会を作っていく、
 その一助になればと思って仕事をしています。」
 
 
これらの池上さん、
大越さんの話、
とても共感できました。(^^)/
 
 
まとめると、
主に次のことを語っているのだと思います。
 
①ニュースそのものも大切、
 それを振り返ることも大切
 
②ネットで情報を探すと、
 自分に都合の良い極端な意見になってしまう
 
③多様性を認めることが大切
 
 
これらは『痛み情報』についても
同様のことが言えると思います。
 
 
つまり、
痛みの治療について、
 
 
①最新の治療法も大切だが、
 それが効果のあるものかどうか
 検証することも大切
 
 
②効果がなくても
 都合の良い治療法を
 良いものだと信じ込んでしまう
 
 
③様々な治療法があり、
 その効果がある人もいれば、
 ない人もいる
 
 
ということが言えると思います。
 
 
『痛み』の治療は、
「理論上これが痛みの原因だ」
と推定して治療を行っても、
それが奏功しないこともあります。
 
 
『痛み』は、
検査で異常が見つからなくても、
本人がそう感じていれば
『痛み』があるということです。
 
 
これが『痛み』の治療の
難しいところです。
 
 
『痛み』の治療には
様々なものがあります。
 
 
つまり、
多様性があるということです。
 
 
それぞれの治療には、
それを行う根拠があり、
メリット、デメリットがあります。
 
 
『痛み』の治療については、
絶対的にどの治療が良くて、
どの治療が悪いということはありません。
 
 
結果的に『痛み』が解決されれば、
それが良い治療だったと
言えるのだと思います。
 
 
『痛み』を抱えるみなさんも、
『痛み』の治療について理解を深め、
多様性を認め、
その中から納得のいく治療を
選んで頂ければと思います。(^^)/
 
 
『痛み』から話はそれますが、
「多様性を認める」ということは、
本当に大切なことだと思います。
 
 
人間、一人ひとり考え方は違って当然ですので、
その人間がたくさん集まって
平和に生活するには、
お互いその違いを認めることが、
最善の方法だと思います。
 
 
正しいこと、悪いことは、
立場や時代などによって、
コロコロ入れ替わります。
 
 
このことからも、
絶対的なものを求めるのではなく、
お互いの違いを認め合うことが、
平和への近道なのではと思います。(^^)
 
 
この番組の『ピックアップ』のコーナーは、
下記のページで放送内容を
そのまま観ることができます。
“わかりやすい”池上彰氏と対談
 
 
私も池上さんのように、
みなさんが『痛み』の治療を選ぶときの
一助になればという思いで、
『痛み』の情報を
お伝えしていっています。
 
 
是非参考にしてみて下さいね~(^^)/
 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2013年6月12日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ