関節の変形=『痛み』??

「骨や関節が変形すると『痛み』が出る」、この意見についてどう思われるでしょうか??

おそらく、ほとんどの方が、同意されると思います。私はこう思います。

「変形によって骨や関節の位置関係が崩れることによって、筋肉などの『痛み』が出やすくなる」

「変形そのものが長引く『痛み』の原因とはなりえない」

なぜこのように思うのか。

それは、骨や関節が変形していても『痛み』がない方を何人も知っているからです。勤務先の病院でリハビリを担当させて頂いていた患者様の中に、まさにそのような方がいらっしゃいました。

この方は、70代の女性で、変形性膝関節症と診断され、人工膝関節全置換術(TKA)を受けられた方です。9年前に膝を怪我して以来、膝の『痛み』が出るようになったそうです。

病院では、膝の関節の変形と膝の骨(太腿の骨)の壊死を指摘されました。手術はせずに、湿布などで様子を見ていたそうです。

そして、3~4年前に、膝の『痛み』はなくなったそうです。

このとき、「いずれ人工関節となるから、年齢が若いうちに手術をした方が良い」とのお医者さんの勧めで、手術をしました。

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私もこの方の膝のレントゲン写真を見ましたが、両膝とも明らかに変形していました(上写真)。

しかし、両膝とも『痛み』はなかったのです!!

つまり、「関節の変形そのものが、長引く『痛み』の原因ではない」ということだと思います。

みなさま、「変形=『痛み』」という図式は、頭の中からきれいさっぱり消し去って下さい!!

でないと、『痛み』に対して、間違った治療をしてしまう可能性があると思います!!

是非、お気を付け下さいね!!
(^^)/

股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ