腰部脊柱管狭窄症と間欠性跛行

「間欠性跛行」という言葉をご存知でしょうか??
 
 
これは、
しばらく歩くと、
脚に痛み、しびれ、脱力などが生じて、
歩くのが困難となり、
しばらく休むと再び歩けるようになる、
という症状です。
 
 
この症状が出現する疾患としては、
「腰部脊柱管狭窄症」、
「閉塞性動脈硬化症(ASO)」が有名です。
 
 
これらの疾患による
「間欠性跛行」については、
それぞれ異なる原因、
メカニズムで出現するとされています。
 
 
「腰部脊柱管狭窄症」では、
背骨にある脊柱管が狭くなって、
そこを通っている神経が圧迫されることによって
「間欠性跛行」が生じるとされています。
 
 
「閉塞性動脈硬化症」では、
脚の血管の動脈硬化が進み、
血管が細くなったり詰まったりして
血流が悪くなることによって
「間欠性跛行」が生じるとされています。
 
 
メカニズムは異なるのに、
出現する症状は同じ。。。
 
 
私は、
この「間欠性跛行」が出現した場合、
まず脚の血流障害を疑うことを
おススメします!!(`ヘ´)/
 
 
医療機関では、
「間欠性跛行」の原因を鑑別するために、
「腰部脊柱管狭窄症」を疑って
X線画像(レントゲン写真)を
撮ることが多いです。
 
 
そのX線画像で
腰部脊柱管の狭窄が認められた場合、
「腰部脊柱管狭窄症」と診断されます。
 
 
その原因は、
骨が神経を圧迫しているためとされますので、
根本的な治療を望むなら、
“手術”となってしまいます。
 
 
また、
腰部脊柱管の狭窄が認められず、
他の様々な検査でも
「閉塞性動脈硬化症」と診断を下せない場合、
「腰椎椎間板ヘルニア」を疑って
MRI画像を撮ることもあります。
 
 
そのMRI画像によって
「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されれば、
「間欠性跛行」の原因は、
そのヘルニアによって
神経が圧迫されているためとされますので、
根本的な治療を望むなら、
これまた“手術”となってしまいます。
 
 
しかし、
「閉塞性動脈硬化症」による
「間欠性跛行」のメカニズムのように、
血流が悪くなりさえすれば、
「間欠性跛行」は出現するのです!!
血流が悪くなる原因には、
動脈の硬化だけではなく、
いくつかあります。
 
 
その一つに、
“筋肉のこわばり”があります。
筋肉がこわばると、
その周囲の血管は圧迫され、
血流が悪くなります。
 
 
すると、
その血流によって
酸素や栄養をもらっている筋肉などの組織は、
血流障害によりそれらを受け取れなくなり、
正常な機能を果たせなくなります。
 
 
また、
異常事態が発生していることを知らせるために、
痛みも出現させます。
 
 
このように、
「間欠性跛行」を訴えて、
「腰部脊柱管狭窄症」、
「腰椎椎間板ヘルニア」との診断を
受けた人の中には、
その「間欠性跛行」の原因が
“筋肉のこわばり”である人も
いると思われます。
 
 
この“筋肉のこわばり”は、
手術をせずに解決できることが
ほとんどです!!
 
 
その簡単な方法としては、
その筋肉を揉みほぐしてあげれば
良いのです。
 
 
そして、
根本的に解決させたいなら、
筋肉の使い方を正したり、
血流を良くしたりすれば
良いのです!!(`ヘ´)/
 
 
なお、
腰部脊柱管が狭窄したり、
腰椎椎間板ヘルニアが生じたりすることで、
「間欠性跛行」が出現することは、
ほとんどないのではと思います。
 
 
ご紹介したように、
背骨の変形が著しくても、
痛みやしびれなどは
出現しないことからも、
そう思います。
 
 
さて、
この「間欠性跛行」、
私も体験したことがあります。(^_^;)
 
 
私はバイクに乗るとき、
ぴったりしたジーンズを
良くはきます。
 
 
少し太ったときがあり、
そのときそのジーンズをはいたところ、
いつも以上に骨盤がきつく締め付けられました。
 
 
そして、
ツーリング先で
バイクから降りて歩いたところ、
しばらくして脚に力が入らなくなり、
歩くのが困難になってしまいました。
 
 
立ち止まって少し休むと
また歩けるようになりますが、
しばらくするとまた歩けなくなります。
 
 
「あっ!これはまさに間欠性跛行だ!(>_<)」
 
 
そう思いましたが、
脊柱管の狭窄や、
椎間板のヘルニアの心配は、
全くしませんでした。
 
 
案の定、
自宅に戻ってジーンズを脱いでからは、
「間欠性跛行」は出現しませんでした。
 
 
この「間欠性跛行」は、
ジーンズの圧迫により
骨盤周囲の血流が妨げられて
生じたものと思われます。
 
 
このように、
「間欠性跛行」は、
意外と簡単に生じてしまいます。
 
 
今回の記事で
私がお伝えしたいことは、
「間欠性跛行」が出て
「腰部脊柱管狭窄症」や
「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されても、
安易に手術の決断はしないようにして下さい
ということです。(`ヘ´)/
 
 
手術をする前に、
是非他の改善方法を
チャレンジして欲しいです!!(^^)/
 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2013年3月31日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ