股関節、腰、膝の痛みへの抵抗

「北風と太陽」というイソップ寓話をご存知でしょうか??

このお話しの中に、旅人の上着を脱がそうと、北風と太陽が勝負をするシーンがあります。

北風が旅人に強い冷たい風を吹きつけると、旅人は寒がって上着をしっかりと押さえてしまい、上着を脱がすことはできませんでした。

一方、太陽が旅人を暖かく照らすと、旅人は次々と服を脱いでいき、上着を脱がすことに成功しました。

この寓話からは、様々な教訓を得ることができます。

私はこの寓話から、次のことが思い浮かんできます。

「抵抗すれば事態を悪化させる」

旅人が寒がって上着をしっかり着ているところに、それに抵抗して冷たい風を当てれば、旅人はさらに上着を着こむようになっていき、「上着を脱がせられない」という事態が悪化していきます。

「抵抗すれば事態を悪化させる」

これは、股関節、腰、膝の長引く痛みを治そうとするときも全く同じです。

「この痛みをなんとかして治してやろう!」

「この痛みに打ち勝ってやろう!」

「こんな痛みには負けないぞ!!」

この場合、「痛み」は「旅人」で、「痛みへの抵抗心」が「北風」です。

このような感じで、痛みに抵抗すれば、「痛い」という事態は、ますます悪化していくのです。

これは、私自身の長引く痛みの経験や、これまで私がセラピーやリハビリをさせて頂いた方々の痛みの経過からも、そう感じます。

痛みに抵抗すればするほど、痛みは治りにくくなり、自然の成り行きに身を任せれば任せるほど、痛みは治りやすくなっていくのです。

痛みに抵抗するとは、痛みにずっと注意を向けている、ということでもあります。

私たちの体には、注意を向けていることを記憶してしまうという性質があります。

痛みに抵抗していると、体が痛みをしっかりと記憶してしまうことになってしまうのです。

このようなことからも、痛みに抵抗するのは良くないことだと思います。

「抵抗すれば事態を悪化させる」

これは何事に対してもそうだと感じます。

ということで、「痛みへの抵抗」は良くないことだと理解して下さいね。
(^^)/


股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ