「自然治癒力」を信じましょう!

私は、
勤務先の病院でも、
患者様のリハビリを
行っています。

その病院でのリハビリは担当制なので、
毎日ほぼ同じ患者様のリハビリを
行っています。

その患者様が、
ある日突然、
新たな『痛み』を
訴えることがあります。

「先生、昨日の夜から、
 右の太腿のこの辺りが
 痛くなったんですけど。」

「今朝、歩いているときに、
 足首が急に痛くなりました。」

みなさん、
心配そうに
相談されます。

私は、
多くの場合、
こうお話します。

「その『痛み』はあまり気にしないようにして、
 そこを休めるようにしてあげて下さい。」

「がんばって動かしたり、
 伸ばしたりしないようにしましょう。」

そして、1週間後ごろに、
「そういえば、
 痛かったところはどうなりましたか?」
と私がたずねると、

「あれ?痛くなくなっています。
 そういえば、そんなことも言っていましたね・・・」

と、『痛み』が治まっていたり、
『痛み』があったこと自体
忘れていたりします。

このように、
多くの『痛み』は、
自然に治まっていくものです。

『痛み』が出たということは、
多くはそこに何かしらの異常が生じた
ということです。

私たちには、
その異常を治す
「自然治癒力」
というものが備わっています。

この「自然治癒力」によって、
ほとんどの『痛み』は、
自然と消えていきます。

この『痛み』は、
組織が損傷されたときに生じる
「炎症反応」によって
もたらされるものです。

その「炎症反応」は、
組織が損傷されてから
7~10日で収まります。

つまり、
長めにみて、
2週間後には
『痛み』が治まっていることが
ほとんどです。

私は、
この「自然治癒力」に
身をゆだねることが
『痛み』改善には
とても大切だと思っています。

したがって、
「自然治癒力」の発揮を
妨げるようなことは
できるだけしない方が良いと
考えています。

『痛み』が出るとつい、
「筋力が弱いせいだ」
「身体が硬いせいだ」
と考えてしまう方は、
意外と多いと思います。

そして、
一生懸命に筋力トレーニングをしたり、
ストレッチをしたりします。

『痛み』が出ているといことは、
組織が傷ついているということです。

みなさん、
切り傷が出来たら、
そこを動かしたり
伸ばしたりしますか??

ほとんどの人は、
そのようなことは
しないと思います。

傷が治るのを
ただ待っているだけだと
思います。

それと同じで、
『痛み』が出ているところを
むやみに動かしたり
引き伸ばしたりしては、
組織の修復を妨げている、
つまり「自然治癒力」発揮を
妨げていることになります。

基本的には、
切り傷のときと同じように、
『痛み』の出ているところは安静にして、
『痛み』が治まるのを、
ただただ待つ方が良いと思います。

ただ、
安静にするのは
『痛み』の出てるところだけで、
身体全体としては、
いつものように動かしている方が
良いと思います。

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みなさん、
『痛み』が出たら、
焦らず慌てず、
自ら持っている「自然治癒力」を信じて、
川の水が自然に流れていくように、
『痛み』を癒してみて下さいね!(^^)/

 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2014年11月27日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ