「慢性痛」は脳の誤解2~回転人影、ブーバ/キキ~

今回は記事「「慢性痛」は脳の誤解1~注射、ビンタ~」に引き続き、
3月1日(日)に開催された
「第24回愛知県理学療法学術大会」
紹介されていた、
「慢性痛」に対する知見を
ご紹介していきます。
(^^)/

3.画面上で回転している人影を見ていると、
  右に回っているように見えることもあれば、
  左に回っているように見えることもある

 

動画:回転する人影

 私たちの脳は、
 すぐ次の状態を予測しながら
 活動することがあります。

 そして、
 その予測通りになることを
 望んでいます。

 一旦右回りに見えたら、
 ずっと右回りであることを望み、
 ずっと右回りに見えるのです。

 ちょっと目を離して
 また見たときに、
 左回りに見えたら、
 同様にして、
 ずっと左回りに見えるのです。

 したがって、
 何かするときに、
 「痛くなるだろうな~」
 と思ってすると、
 その予測通りに
 『痛み』が出るようになります。

 「痛いかも」というセリフは、
 封印することをお勧めします。 

4.トゲトゲの図形と
  滑らかな曲線で描かれた図形を見せて(下図)、
  どちらが「ブーバ」で
  どちらが「キキ」かと質問すると、
  ほとんどの人が、
  曲線の図形を「ブーバ」、
  トゲトゲの図形を「キキ」と答える

 BoobaKiki.jpg

 この質問には正解がないのですが、
 言葉の響きによる思い込みで
 回答が左右されます。

 「ブーバ」という響きには、
 「柔らかくて丸いもの」というイメージがつきやすく、
 「キキ」という響きには、
 「硬くて鋭いもの」というイメージがつきやすいため、
 このような結果になります。

 つまり、
 脳は、
 「思い込み」に
 支配されているのです。

 したがって、
 例えば、
 「歩くとき痛い」と思い込んでいれば、
 「歩く=痛い」となり、
 実際に歩くときに
 『痛み』が出やすくなります。

 『痛み』に関しては、
 このような「思い込み」を払拭するよう
 心がけることをお勧めします。

つづきは記事「「慢性痛」は脳の誤解3~レーザーポイント、熱刺激~」で!

 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2015年4月4日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ