人工股関節全置換術後の痛み

現在、
勤務先の病院で担当させて頂いている患者様の中に、
人工股関節全置換術(THA)を
施行された方がいらっしゃいます。
 
 
手術をしてから24日経っています。
 
 
この方は、
50代の男性で、
手術後も股関節の痛みを
訴えています。
 
 
これまで以下の経過をたどってこられたようです。
 
 
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幼少のころ、両股関節を脱臼し、ギプス固定にて治療。
 
40代、左股関節に痛みが出現。約1年後、左THAを施行。
 
50代、右股関節に痛みが出現。約1年後、右THAを施行。
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現在私は、
右THAを施行された後のリハビリを
させて頂いています。
 
 
手術後も歩行時に
右股関節痛が出現していました。
 
 
このような方には、
私は通常
こわばっている筋肉をもみほぐすことを行います。
 
 
しかしこの方は、
筋肉をもむと、
とてもくすぐったいようで、
筋肉をもみほぐすことが全くできません。
 
 
そこで私は、
筋肉をもみほぐすことを諦め、
次のステップに進むことにしました。
 
 
次のステップとは、
歩くときの正しい筋肉の使い方の指導です。
 
 
内容は『Feuno』で行っているものと
全く同じものです。
 
 
まずはベッドで仰向けになっている状態での筋肉の使い方、
次に立っている状態、
そして、
歩いている状態での筋肉の使い方を指導しました。
 
 
すると1週間ほどで
劇的な効果が現れてきました。
 
 
歩いているときの股関節痛が
大幅に軽くなりました。
 
 
「先生、全然痛くない!しっかり歩けてる~!」
 
 
この方は、
満面の笑みで私に話しかけてくれます。(^^)/
 
 
これまでは、
松葉杖で何とか歩いている状態でしたが、
最近は左手のみ手すりにつかまる歩き方でも
歩けるようになりました。
 
 
「先生に教えてもらった通りに歩くと、
 なぜだか痛みが出ない!何でですか~??」
 
 
驚きと喜びを隠しきれないようでした。(^o^)/
 
 
指導した歩き方をしないと痛みが再び出現するので、
この痛みは手術による創が原因のものではありません。
 
 
創が原因であれば、
どのような歩き方をしても痛みは出るはずです。
 
 
この方の経過から、
みなさんには次のことを
しっかり知って欲しいと思います。
 
 
①手術をしても痛みが残ることがある
②正しく筋肉を使えば痛みが消える
 
 
みなさん、
これらの事実をどのようにお感じになりますか??
 
 
手術で痛みが消えるとは限らない!
手術をしなくても痛みが消える!
 
 
私自身の股関節痛の経験もふまえ、
安易に手術をしない方が良いことは、
明らかのように思います。(^^)/
 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2013年9月12日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ