『歩行時の転倒予防』~知られていない予防法~②

今回は、
記事「『歩行時の転倒予防』~知られていない予防法~①」の続きです。

高齢者は
転倒しやすい
ということについて。

高齢者と、
そうでない人との違いは、
実際に「転ぶ」かどうかです。

高齢者は
「転ぶ」確率が高いです。
なぜでしょうか??

それは、
「反応力の低下」です。

アクシデントが起こったとき、
身体を守るための
素早い対応ができないのです。

その要因には、
様々なものがあります。

平衡感覚の低下、
身体の位置感覚の低下、
筋力発揮能力の低下、
関節の可動範囲、柔軟性の低下など。

そして、
「身体の硬さ」です。

ここでいう「硬さ」とは、
関節そのものの「硬さ」ではありません。

いわゆる、
「力んでいる」
という状態のことです。

「常に筋肉に
 力が入っている」
という状態です。

これが、
あまり知られていない
転倒の要因なのです。

「常に筋肉に力が入っている方が、
 素早く反応できるのではないの??」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、
そうではありません。

「脚が動く」というのは、
言葉を変えると、
「関節が動く」ということです。

関節を動かすのは
「筋肉の力」です。

さて、
関節の両横に付いている筋肉に
同じ大きさの力が入ると、
どうなるでしょうか??

関節は動きません。

関節が動くには、
片側の筋力が、
反対側の筋力より
大きくなければなりません。

そして、
最も速く関節が動くときは、
反対側の筋肉に
力が入っていないときです。

つまり、
筋肉に力が入っていない方が、
素早く反応できる
のです。

したがって、
転倒を防ぐには、
なるべく
全身の力が抜けている方が
良いのです!!

このことは、
意外と知られていません。

プロ野球選手が
打席で空振りをしたとき、
「力んでしまい
 上手く打てませんでした」
と言うことがあります。

プロサッカー選手が
シュートを外したとき、
「力んでしまって
 上手く蹴れませんでした」
と言うことがあります。

プロゴルファーも、
オリンピックの水泳選手も、
プロのピアニストも、
同じようなことを
言うことがあります。

このことからも、
「力が抜けている」ことが
いかに大切かが
分かります。

みなさん、
転ばないように、
できるだけ力を抜いて
歩いて下さいね!!(^o^)/

 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2014年11月13日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ