動物園の動物と『痛み』改善のヒント

今回は記事「「選択の科学」と『痛み』」の続きです。

「動物園の動物は、
 野生の動物と比べて、
 寿命は長いでしょうか?
 短いでしょうか?」

答えは、
「動物園の動物は、
 野生の動物に比べて、
 寿命が短い。」
です。

前回ご紹介した、
コロンビア大学の
シーナ・アイエンガー教授の著書、
「選択の科学」には、
次の例が挙げられていました。

「野生のアフリカゾウの平均寿命は56歳だが、
 動物園で産まれたゾウは17歳」

また、動物園で飼育されることによる悪影響として
次の例が挙げられていました。

「出生数の減少
 (動物園のパンダにとっては
  深刻な問題)」

「高い乳児死亡率
 (ホッキョクグマでは、
  65%を超える)」

つまり、
動物園での暮らしは、
一見すると、
快適で贅沢極まりないですが、
「非常に不健康な暮らし」
と言えます。

何故でしょうか??

答えを先に言いますと、
「動物園での生活は、
 動物に深く刻み込まれている
 生存本能を
 ほとんど発揮できないから」

と考えられています。

例えば、
動物には、
捕食動物から身を守るための、
「闘争本能」
「逃走本能」
があります。

敵が現れたら、
それと戦う、
もしくは、
それから逃げる、
という行動をとります。

しかし、
動物園の生活では、
それらの本能は発揮できません。

檻に入っている“シマウマ”は、
敵である“ライオン”の臭いを嗅ぎ続け、
危険な状況にあることを感じ続けますが、
逃げることも戦うこともできません。

また、
動物には、
「食欲本能」
「捕食本能」
もあります。

野生の動物は、
自らエサを探して
それを食べて、
自分の体を維持します。

しかし、
動物園の動物は、
飼育員から
毎日エサを与えられますが、
そのエサが明日も与えられるのか
知ることができませんし、
エサを自ら取りに行くこともできず、
エサを取る方法も
知りません。

以上のことを
簡単な言葉でまとめると、
「動物園の動物には
 相当なストレスが
 溜まっている」
ということです。

そして、
動物園の動物の多くは、
檻からの脱走を
試みます。

この動物園の動物の行動に、
股関節、腰、膝の痛みなどの
『痛み』改善のヒントが隠されています。

つづきは記事「『コントロール』と『痛み』」で!(^^)/

 
 
※この記事は、
 『Feuno』オフィシャルブログ
 「股関節、腰、膝の痛みで、人生バラ色!」に
 2014年11月21日に投稿したものです
 
 
股関節、腰、膝の痛みセラピー
セラピーサロン『Feuno(フーノ)』名古屋
ふなこしのりひろ