コーヒードリップスタンドの自作~100均の注意点
最近、僕も誰かにコーヒーを淹れたいな~って思うようになってきた。それも、プロとして。
なぜなら、コーヒーを通じていろんな人と出会って話をしたいな~とか、僕が毎日自分で淹れて飲んでいるコーヒーがいつも美味しくて、それをみんなにも飲んでもらいたいな~って思うから。(^^)/
そうなると、これまでは美味しく焙煎することばかり考えていたのが、「もっと美味しく淹れるにはどうしたら良いんだろう~?」ってことも考えるようになっていった。
そこで、淹れ方でコーヒーの味や香りがどのように変わるのかを知るため、抽出量をリアルタイムで確認できるよう、ドリップスタンドが欲しいな~って思った。
でも、いろいろ調べたけど、市販品では僕が希望するサイズのものがなかった。なので、ドリップスタンドを自分で作ってみたよ。(^^)/
目次
100均の商品を吟味
使った材料や道具は、全て100均のセリアのもの。ドリップスタンドを作ろうと思ってネットでいろいろ調べてたら、セリアの商品で作ってる人が何人かいたから、自分もセリアでやってみよって思った。
商品を選ぶときは、かなり吟味した。100均の商品は、同じものでも品質のバラつきが大きいように思う。
今回買った「ひのき板」も、節の部分で欠けていたり穴が開いていたり、反って曲がっていたものもあった。「アイアンバー」も、バーとネジを入れるプレートの接続部が傾いていたものもあった。
同じ商品を何度も確認して、その店で最も品質の良い物を選んできたよ。(^^)/
木材を切断~ノコギリ選びは重要
まず最初に取りかかったのは、木材に切断線を書くこと。底板の幅は、ちょうどアイアンバーが両端に接続される長さに設定。
縦板の高さは、底板にスケールとサーバーを載せた状態で、アイアンバーにサーバーが当たらない高さに設定。
そして、切断線に沿って、ノコギリで切断。なんだけど、ここでかなり後悔することが起こってしまった!
実はこのノコギリ、刃が一枚の金属ではなく、写真のようにフレームで刃を挟んでいるものだったのだ。そのため、木材を切り落とそうとすると、フレームが木材の切り込みに引っ掛かってしまい、切り落とせないのだ!
なので、切り落とすためには、木材を裏返しにして、反対側からも切っていくことになる。すると、こんなことに・・
切断面に段差が出来てしまったのだ~。これが後でかなり面倒くさいことに・・(涙)
ということで、金属一枚の刃だけが持ち手に付いているノコギリを買えば良かったな~って後悔したよ。ちなみに、「ノコギリガイド」というアイテムを使って切ったら、段差を軽減できたかもしれない。
あと、100均のノコギリは、それほど切れが良くないから、切るのに時間がかかった。やはり、工具の品質って、大切だね。(^^)/
やすりで磨く~平らにする工夫
切った木材の断面や角を綺麗にするために、やすりを使ってひたすら磨く。ペーパーサンドを木材の切れ端に巻いて、ひたすら磨く。
なぜ木材の切れ端に巻くかというと、巻かずに直接磨くと、磨いた面が平らにならないから。平らにするために、広い平面がある木材に巻いて磨くのだ。
そして、ペーパーサンドを、目の粗いものから細かいものに徐々に変えていきながら、ひたすら磨く。
で、このやすり磨き、断面に段差が出来てしまっているもんだから、なかなか平らにならない。この段差、どうにも気に入らなくて、頑張ってひたすら磨き続けた!でも、磨けど磨けど、なかなか段差は解消されない・・
ということで、このやすり磨き、使ったノコギリのおかげで、思いもよらずかなり面倒な作業になってしまったよ。(ノД`)・゜・。
結局、途中で磨くのを諦めたのだった。(^^;)
組立作業~この安さでこの仕上がり!
木材が綺麗に整ったら、いよいよ組み立て。まずは、底板の横から縦板を釘で固定するために、縦板にキリで穴を開ける。事前に穴を開ける位置を決めて、鉛筆で印を付けておく。合計4ヶ所。
穴を開けたら、金槌を使って釘を打ち込んで、底板に縦板を固定していく。
底板に縦板が固定されたら、縦板にアイアンバーをネジで固定するための穴をキリで開けていく。事前に穴を開ける位置を決めて、鉛筆で印を付けておく。合計8ヶ所。
穴を開けたら、ドライバーを使ってネジでアイアンバーを縦板に固定していく。
で、8ヶ所全てネジで固定したら、完成~!!全て100円ショップの材料と道具で作った割には、なかなかの出来栄え♪(^^)/
これで総額税込1,100円!この安い金額でこのクォリティなら、大満足!のんびり丁寧に作ったから完成まで8時間ぐらいかかったけど、DIYならではの達成感!
こんな感じで使うことになるよ~♪めでたしめでたし。(^^)/
まとめ
今回の記事をまとめると、こんな感じ。
- プロとして誰かにコーヒーを淹れたいな~って思うようになってきたよ
- もっと美味しく淹れる研究のため、抽出量をリアルタイムで確認できるドリップスタンドが欲しくなった
- 市販品で希望のサイズがなかったら、ドリップスタンドを自作したよ
- 100均の商品総額1,100円という安さで、立派なドリップスタンドを作れたよ
- ノコギリを買うときは、フレームがない刃だけのものがおススメ
ということで、大満足なドリップスタンドを手に入れることが出来た♪早速使ってみたけど、抽出量がリアルタイムで分かるのって、なかなか面白い!
例えば、3分ジャストで抽出を完了させたいとき、抽出の途中で、「もっとお湯を注がないといかんな~」とか、「注湯のペースを落とさないかんな~」とか、注湯量を適切にコントロールすることが出来るのだ。
また、同じ3分ジャストの抽出でも、抽出ペースが異なると、味や香りも異なってくる。その抽出ペースを数字としてリアルタイムで確認できると、どのように注湯すると味や香りがどう変化するかを把握しやすくなる。
さあ、このドリップスタンドを使って、もっと美味しくなるコーヒーの淹れ方を研究していくよ!コーヒーって、楽しいね!(^^)/
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