【地面を蹴って歩く?正しい歩き方で使う力は重力と慣性力だ!】歩き方のしくみ④

記事【腕をしっかり振って歩くのは正しい歩き方?】歩き方のしくみ②でお話ししたように、私たちが歩くときは、ロコモーターユニットが次の4つの機能を遂行しています。

①直立姿勢の安定
②推進力の生成
③衝撃の吸収
④エネルギーの温存

今回からは、「②推進力の生成」についてお話しします。(^^)/

②推進力の生成

みなさんご存知のように、物体を運ぶには力が必要です。

このことと同じように、私たちが歩くためには、身体を運ぶ力が必要です。

その力は、何によってもたらされているのでしょうか??

歩くために必要な力

歩くときの力について、次のように思っている人は多いです。

「足で地面を蹴って歩いている」

しかし、実際はその力だけではありません。

むしろ、これから説明することの方が、歩くときに必要な力として重要なことです。

特に私たちが、より自然に、より楽に歩いているときは、ほとんどこれから説明する力で歩いています。

その力とは、「重力」「慣性力」です。

重力の使い方

「重力」で歩くとは、もっと正確に言えば、重力によって身体が前方に落下する力を利用して歩く、ということです。

具体的には、歩くとき、わざと片脚立ちになってバランスを崩し、身体が前方へ倒れていく力を利用しているのです。

この力を、私たちの脚に備わっている巧妙な仕掛けによって、前に進む力(推進力)に変えて、歩いているのです。

慣性力の使い方

「慣性力」とは、分かりやすく言えば、止まっている物がずっと止まり続けようとする力、動いているものがずっと動き続けようとする力のことです。

例えば、電車に乗っているとき、電車が出発するときは身体が進行方向と反対の方向へ倒れそうになったり、電車が停止するときは身体が進行方向と同じ方向へ倒れそうになったりするときに感じる力のことです。

「慣性力」で歩くとは、歩いているときに振り出される脚の、前方へ進み続けようとする力(慣性力)を、前に進む力(推進力)として利用して歩く、ということです。

では次回から、私たちが歩くときに、どのようにして前に進む力(推進力)を生み出しているか、このメカニズムを説明していきます。(^^)/

 

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