痛みや病気の不安はサポート求めて解消しよう!
記事「自己免疫疾患、膠原病、リウマチの痛みにはネガティブ感情の手放しを@僕の経験談」で話したように、僕は全身の筋肉や靱帯に痛みが出るようになってて、とても辛い状態になっている。こんなことは手術宣告された股関節痛以来。
でも、お陰様で、2月中旬ごろから快方に向かい出したよ。最も痛みが酷かったときを0点、痛みがなかったときを100点とすると、今は30点ぐらいかな。(^^)/
とは言っても、痛みのせいで相変わらずまともにリハビリの仕事は出来ないし、日常生活も苦痛の連続。身体を動かすたびに、手を使うたびに、いちいち痛みが出るから、それが地味にストレスになってる。
趣味であるバイクには乗ることが出来ないし、サーフィンなんて絶対に無理。ギターも、手首や指を大きく伸ばせないから、まともに弾けない。唯一そこまで支障なく楽しめるのは、コーヒー豆焙煎とコーヒーを淹れて飲むことぐらい。
とまぁ、いろいろ辛い目に遭っているんだけど、僕はこの病気による痛みで、いろんなことを感じることができたし、いろんなことに気づき理解できるようになった。
目次
痛みや病気は孤独
痛みが酷かったときは、つくづくこう感じていた。「病気は孤独だ」って。病気の症状に耐えないといけないのは自分だし、病気の不安に耐えないといけないのも自分だけ。
病気の辛さは、それを経験していない人にはなかなか理解してもらえない。特に、痛みとか、体の表面に出てこない症状については。下手したら、仮病って思われてしまうかもだし(苦笑)。
誰でも痛みや病気で不安になる
病気による症状や不安に苛まれていると、どんな人でも心細くなってしまうのではと思う。そして、ますます不安が拡大していって、ますます悪い方へ転がっていってしまう。
で、僕もご多分に漏れず、痛みが酷かったときは、かなり心細くなっていた。痛みや病気、心や体について、それなりの専門知識を持っていた僕がこんな風になるとは、僕自身も驚いた。
そんなとき、「誰か励ましてくれたら良いのにな~」とか、「サポートしてくれる人がいれば少しは救われるのに~」とか思っていた。
不安を消すために僕がしたこと
僕の痛みが最も酷かったのは、2週間のファスティング(断食)をしていたとき。このときは、ホントにやばかった。明らかに入院レベルの状態だったように思う。ちょっと気を抜くと、気が狂いそうだった(笑)。
夏樹静子さんの本
このとき僕が癒しを求めたのは、本だった。夏樹静子さんの「腰痛放浪記 椅子がこわい」。この本は、作家の夏樹静子さんが実際に体験した腰痛の話。僕はこの本を8年ほど前から持っている。
この本では、彼女が約3年間も苦しめられた、地獄のような腰痛に対して行った治療歴が綴られている。そして、最終的に、腰痛が治っていくことになった治療は、ファスティングだった。
ただ、彼女は入院してファスティング治療に取り組んでいたんだけど、ファスティング中に痛みが悪化することがたびたびあった。そのたびに痛みによるネガティブな感情に翻弄され、主治医に怒りを爆発させていた。
でも、結局はファスティングで治ったのだ。彼女と同じように、ファスティング中の激痛に苦しんでいた僕は、この実話から勇気をもらおうとした。
彼女が綴ったファスティング中の惨状を一字一句繰り返し読み、彼女が苦しんでいる状態を確認しては、安心していた。「僕と同じだ」って思いながら。
そして、そんな酷い状態であっても結局は治ったという事実が、このときの僕の唯一の救いだった。
並木良和さんの本
2週間ファスティングが終わるころ、痛みが少し楽になってきた。少し希望が見えてきて、不安感も軽くなっていった。そうなると、急に夏樹静子さんのファスティング中の激痛に興味が薄れていき、別の本を読むようになった。
その本とは、並木良和さんの「別冊anemone 1冊まるごと 並木良和」。これは本というより雑誌だけど、人間の本質などについて、並木良和さんが過去数年間に語ってきた内容が、絵や図を交えて掲載されている。
僕はこの本を読みながら、僕に起こっている痛みや辛い状況について、その真の意味を探ろうとしていった。その意味が分かれば、この痛みや辛さも受け入れられるような気がしていたからだ。
そして、自分なりに痛みや辛い状況の意味を理解でき整理できてくるようになると、不安な気持ちは完全に消えていった。つまり、痛みがあっても、安心しているという状態になった。
治すために安心得られるサポート必要
こんな感じで、僕は本にサポートしてもらって、辛い痛みがあっても平静を保っていられるようになった。
この平静や安心は、事態を好転させるためには、必須のものだと思う。すなわち、痛みや病気を最速最短で治すためにも必須なもの。
そして、その平静や安心は、サポートがあってこそ得られることが多いと思う。そこで、僕は改めてこう思った。
「痛みや病気などで辛い思いをしてる人のサポート役になれれば良いな!」って。
ちなみに、このサポート役として、僕はなかなかの適任者じゃないかな~って思う。なぜなら、痛みや病気、心や体についての専門知識を持っていて、スピリチュアル(本質)を大切にしていて、実際に辛い痛みや病気を経験しているから。
ということで、セラピストとしてもっと活躍していきたいな~って思うこのごろ。(^^)/
まとめ
今回の話をまとめると、こんな感じ。
- 自己免疫疾患、膠原病、強皮症の疑いのある僕の痛みは、快方に向かい出したよ
- この病気による辛い痛みで、いろんなことを感じて、気づき、理解できるようになったよ
- それなりの専門知識を持っているセラピストである僕でも、辛い痛みで不安になって心細くなったよ
- 痛みや病気を最速最短で治すためには、平静や安心が必須だよ
- 痛みや病気などで辛い思いをして不安になってるとき、サポートがあれば平静や安心を取り戻しやすいよ
- 辛い思いのサポート役として、僕はなかなかの適任者かも(笑)
痛みや病気は、最終的には自分自身でしか治すことはできないと思うんだけど、かと言って、何でもかんでも自分ひとりで何とかしようとするのは、あまり得策ではないように思うよ。
なぜなら、身体が治っていくには、安心感が絶対的に必要で、辛い痛みや症状がある中、その安心感を自分ひとりで築いていくのは、なかなか難しいことが多いから。
僕はこのことを、今回の痛みで改めて実感したよ。辛い痛みや症状があると、どうしたって思考がネガティブな方へ傾いていってしまう。それを軌道修正してくれたのは、夏樹静子さんや並木良和さんの本だった。
なので、痛みや病気を乗り越えようとするときは、意地を張らず、遠慮せず、素直にサポートを求めることが、とても大切だなって思ったよ。(^^)/
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