痛みに注意を向け、痛みを探しにいってると、股関節痛は治りにくい

★ふなこしの股関節痛コラム

股関節痛が長引いていると、ついつい痛みを探しにいってしまいます

例えば「脚を曲げると内側に痛みが出る。少し広げると外側に痛みが出る。捻ると前の方に出る。こうするとどうだろうか・・」といった感じで。

また、歩いているときに「昨日は前側に痛みが出てたけど、今日は内側に出るな。少し速く歩くと外側にも出る・・」みたいな。

これ、痛みの状態を知って、それを手掛かりに痛みの原因を知ることで、痛みを治せるようになる、との考えがあってのことだと思います。

僕も痛みについて本当のことを知る前は、このようなことをしていました。

しかし、実は、このようにして痛みを探していると、痛みはますます長引いて治りにくくなります

なぜかというと、僕たちの体は、注意しているものに対しては、敏感に感じ取るようになるからです。

つまり、痛みを探すということは、痛みを敏感に感じ取るようになる、ということです。

これは、通常なら痛みを感じないような体の変化でも、痛みを感じるようになってしまう、ということです。

こうならないよう、痛みを探しにいくのはやめた方が得策です。

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