僕たちは楽器だ!宮下節雄さんのサントゥール演奏を聴いて思ったこと
先日、豊明にあるスピリチュアル猫カフェAngelで開催された、インド楽器のサントゥールのコンサートに参加してきた。
初めてサントゥールの音を聴いたんだけど、その美しさに圧倒された~!このとき思ったことがあったから、ここに書き留めておこうと思う。
目次
サントゥールとは
画像:「民音音楽博物館」さんから
サントゥールは、台形の木箱に多数の弦を張った打楽器で、木製のバチで弦を叩いたりして演奏するもの。ピアノの原型となった楽器とも言われている。
もともとイランの打楽器で、後にインドなどに伝わっていった。イギリス、アイルランド、アメリカなどで使われるダルシマーは、このサントゥールから派生した同系統の楽器。
この世界は音で溢れ返っている
奏者の宮下さんは、「この世界の全ては音だ」、みたいなことを話されていて、もの凄く共感したよ。
人間は耳で聞こえる限定された周波数帯だけを音と呼んでいるけど、それ以外の周波数帯もこの世界には存在していて、これら総称して音波という。
で、この地球上では、振動するもの、動くものは、必ず音波を発することになる。人間の耳に聞こえていてもいなくても。
僕たちは常に音波を発している
僕たち人間は、例えば心臓や肺など、常に動いているので、常に何らかの音波を発していることになる。
もっと細かく見ると、僕たちの細胞も常に活動して動いているから、それによる音波も発していることになる。
その音波は、自分を中心に広がっていき、周囲に届いて影響を与えている。
一緒にいる人の音を感じ取っている
ということは、僕たちは誰かと一緒にいるとき、その人の音波を、からだ全体で浴びている、ということになる。その音波による影響を細胞の隅々まで受けている、ということだ。
分かりやすく言うと、僕たちは一緒にいる人の音を、無意識にずっと聞いているということだ!そして、その音から何かを感じ取っているのだ。
その音が心地良ければ一緒にいたいと思うだろうし、嫌な感じだったら離れたいって思うだろう。まさに、好きな音楽、嫌いな音楽が流れているときのように。
僕たちは楽器だ
つまり、僕たち自身、楽器でもある、ということだ!生きているだけで、音を鳴らし続けている楽器だ。
ならば、心地良い音を奏で続ける楽器でいたいな~って思う。では、自分という楽器が、心地良い音を奏でている状態って、どういう状態のことだろうか?
それはまさに、自分自身が心地良くなっている状態のことなんじゃないかな。リラックスして、気分が良くて、楽しくて、嬉しいとき、など。
こんな状態でいるとき、自分という楽器は心地良い音を奏でていて、一緒にいる人も心地良さを感じるようになるんじゃないかな~。
宮下さんのサントゥールの演奏やお話しを聞いていて、ふとこんなことを思った。自分がどんな音を出しているのか、ちょっと気にしながら生きてみようって思ったよ。(^^)/
サントゥール奏者の宮下節雄さん
ちなみに、奏者の宮下さんは、インドの人間国宝となるサントゥール奏者シヴ・クマール・シャルマ氏に師事し、各方面から高い評価を受け、様々な賞を受賞する世界的なサントゥール奏者。
NHKをはじめ国内やインドで、多くのテレビやラジオに出演している。岐阜を拠点に、国内やインドで精力的に演奏活動を行っている。
宮下さんは「ジミー宮下」とも名乗っていて、その由来を聞いたところ、サントゥールを演奏する以前はギターを弾いていて、ギタリストのジミ・ヘンドリックスが大好きだったからジミー宮下と名乗るようになった、とのこと。僕もジミ・ヘンドリックスは好きだから、もの凄く親近感が湧いた!(^^)/
宮下さんのサントゥール演奏は、YouTubeでいくつか聴くことができる。宮下さんが使っているサントゥールは弦が100本あって、美しい倍音が出るよう絶妙なチューニングを自ら施している。
↓これはサントゥールではなく、ダルシマーを使った演奏
宮下さんの演奏やサントゥールの音は、動画で聴いても素晴らしいけど、やはり生にはかなわない。是非とも一度、宮下さんのコンサートに参加して欲しいな!(^^)/
まとめ
ということで、今日のお話しをまとめると、こんな感じ。
- 初めて聴いたサントゥール演奏の音の美しさに、激しく感動して衝撃を受けたよ!
- この世界は、聞こえないものも含めて、たくさんの音が溢れていて影響し合っている
- 僕たち自身、生きている限り、楽器でもあるのだ!
- 自分という楽器が心地良い音を奏でるには、リラックスして、気分が良くて、楽しくて、嬉しいときのように、自分自身を心地良くすることが必要だと思う
- 宮下さんのコンサートは、超おススメだよ!
また生で宮下さんの演奏を聴きたいな~♪最近、いろんな人のライブを観る機会があったけど、やはり僕は「音」に凄く興味があるんだな~ってことを、再認識したよ。(^^)/
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