手術の必要がなくなっても股関節が変形している緊急事態には変わりない

前回のコラムで、大阪出張セラピーにお越しになった人工股関節の手術宣告された方が、僕が診させていただいたところ、実は手術の必要がない状態だった、とお話ししました。

これで「手術しなくて済む」ということで一安心とはなりますが、これからどうするかが非常に重要です。

手術の必要がないとはいえ、股関節が変形していることには変わりありません

で、本来、股関節が変形することはありません

それが変形しているということは、それなりの異常が体に起こっている、ということです。

つまり、全身の細胞が健全に働けていない、異常な活動をしている「緊急事態」ということです。

すなわち、このまま何もしなければ、変形はますます進行していき、反対側も変形したり、他の関節も変形したりするようになります。

がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など、大きな病気を患うようになっていきます。

つまり「大至急、細胞を元気にさせないといけない!」ということです。

「手術する、しない」で一喜一憂される方は多いですが、そこで止まっていてはダメなのです。

次の手をどんどん打つ必要があるのです。

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