心の問題は心にアプローチすべし!医療や医学はなぜ薬・・

心の問題って、まさに「心の問題」であって、苦しい心を癒すためにアプローチすべきところは、当然「心」だと思うんだ~。そして、「心の問題」を解決できるのは、結局は本人しかいないと思うんだ。なのに、「心」が医療や医学で扱われてしまうと、そうはならないことが多いと思う。

僕は「メンタルケア・スペシャリスト」っていう資格を持っていて、「それはどんな資格ですか?」って最近質問されて答えたんだけど、それきっかけで改めて「心の問題」について思いを巡らせてみた。

メンタルケア・スペシャリストとは

僕は質問に対して、次のように答えた。

メンタルケア・スペシャリストは、一般財団法人メンタルケア協会が認定している資格で、「人の心に寄り添い、温かな対話を通して心を軽くするお手伝いをする」ことを目的として作られたものです。私はこの資格の実践課程を修了しています。

心理カウンセラーと同じようなものですが、若干スタンスが異なります。

心理カウンセラーは、心理学などの専門知識を駆使して、比較的積極的に問題解決へのアドバイスなどを行います。

一方、メンタルケア・スペシャリストは、傾聴や対話に重点を置いていて、それらによってまずはクライアントの心を軽くし、本人自らが無理なく自然と問題解決していけるようサポートしていきます。

例えて言うなら、心理カウンセラーは医師、メンタルケア・スペシャリストはリハビリ職、といった感じです。ちょっと極端な例えかもしれませんが(苦笑)。なので、メンタルケア・スペシャリストは、心のリハビリ職ですね。

「心」に対する、僕とメンタルケア・スペシャリストのスタンスは、ほとんど同じ。僕は、何か意図的に人の心を操作しようとか、教科書的に良いとされる心の状態に変えていこうとか、そんなことは全く思わない。

心の浮き沈みは何のため?

「心」って、常に同じ状態である訳ではなく、常に揺れ動いている。良い気分でスカッと爽快なときもあれば、悪い気分でモヤモヤ陰鬱なときもある。このように、なぜ「心」には良いときもあれば悪いときもあるのか?浮き沈みがあるのか?

それは、自分をより理想な状態へ向かわせるため。気分を悪くさせることで「あなた、間違っていますよ~」ってことを知らせてくれて、気分を良くさせることで「その調子!正しい道に進んでますよ~♪」って教えてくれている。

心はカーナビの役割も果たしている

なので、「心」は車のカーナビと同じ役割も果たしている。「理想の自分」という目的地に向かって、最短最速のルートを案内してくれるもの。

で、悪い気分があまりにも酷くなると、良い気分になかなか戻れなくなってしまって、いわゆる「心の問題」として認識されることになる。つまり、道を間違いまくってしまって、元の道に戻れなくなってしまっている状態

ということは、「心の問題を解決する」とは、「元の道に戻っていくこと」ということだ。そして、元の道に戻るには、当然自分で元の道に戻れる道を探してその道を辿って戻っていかないといけない。だから、「心の問題」は、心にアプローチして自分自身で解決しない限り、根本的な解決にはならないのだ。

医療や医学での心の治し方

しかし、医療や医学では、これとは異なることが行われているように思う。

抗うつ薬などの心の薬

例えば、「心の問題」を抗うつ薬などの薬で治そうとする。これは、例えて言うなら、カーナビの機能を破壊し、道を間違っているのに「間違っていない」と認識させて、問題を揉み消そうとしているように思えてしまう。

僕はプロフィールでも書いたように、20歳のときに心療内科を受診してうつ病と診断されたことがある。このとき、カウンセリングで治療が行われるのかと思っていたけど、実際は医師との会話はほんの少しだけで、抗うつ薬を処方されただけだった。僕はこのとき、直感的にかなりの違和感を感じていた。「心の問題って、薬で治すようなものなのか??」って。

「心の問題」を薬で治そうとするのは、「心の問題」は脳の機能に問題があると解釈されているから。確かに、脳の機能に異常があれば、物事を適切に考えることが出来なくなり、結果的に悪い気分が酷くなって、「心の問題」が出てくることもあると思う。

しかし、薬は、脳の機能を強制的に変更させることは出来ても、異常を治すことは出来ない。なぜなら、脳の機能の異常とは脳細胞の異常ということであり、それを治すことが出来るのは、自分自身の細胞だけだから。なので、仮に「心の問題」が脳の機能の問題にあるとするならば、すべきことは薬を使うことではなく、細胞の機能を高めることだ。そして、絶対に知っておいて欲しいことは、脳への薬は重大な副作用を引き起こすということ。

心理カウンセリングの盲点

また、医療での心理カウンセリングでも、場合によっては、世間一般的に良しとされる方向、教科書的に良しとされる方向へ、導かれてしまうこともあるように思う。これは、カーナビで言えば、目的地を本人の行きたいところとは別の場所にセットして誘導しているように思えてしまう。このことは、そのカウンセラーの立場や考え方などに大きく左右される。

心を治すときの留意点

ということで、今回のお話しをまとめると次のような感じ。僕は「心の問題」についてはこんな風に思っている。

  1. 心の問題は「心」にアプローチすべき
  2. 心の問題は本人しか解決できない
  3. 心の問題に薬は使わない
  4. 脳にアプローチするなら細胞の機能を高める
  5. カウンセラー選びは慎重に

心についてもそうだけど、結局、「問題」は間違っていることに気づかせてくれるものであって、しかるべきタイミングで必ず起こり、起きても良いもの、って思うかな。その間違いを正せば、自ずと「問題」も解決されていくと思う。なかなか事態が好転していかないときは、間違いにアプローチせず「問題そのもの」を消そうとばかりしているからかも。

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