股関節痛は心理的な作用によって簡単に作れてしまう
★ふなこしの股関節痛コラム
昨日、長野県の飯田で、股関節痛セラピー&施術イベント、1day歩き方レッスンを開催させて頂きました。
僕の施術(マッサージや骨格調整など)は全身行うので、「ここが調子悪そうだな~」というのが経験的にだいたい分かります。
で、昨日診させて頂いた方で、激しい痛みが出るのに、調子が悪そうなところが見当たらない方がいらっしゃいました。
この方は腰痛の方で、ベッドから起き上がろうと体を捻るときに激しい腰痛が出る状態でした。
このようになった経緯を聞かせて頂いたところ、「これは心理的な要因が大きそう・・」って思いました。
腰痛になって病院で画像検査を受けたところ、お医者さんから「過去に圧迫骨折をした形跡が見られる」との説明を受けたそうです。
この方には、過去に圧迫骨折をした自覚はありませんでした。
お医者さんからは「この圧迫骨折したところが何か悪さをしているのかもしれない」と言われたそうです。
治療としては特にすることがなく、痛み止めを処方されただけでした。
このときから、この方は「圧迫骨折があるから痛みが出るんだ」と思うようになったそうです。
そして、「もう治らないかも・・」、「手術をしないといけないかも・・」と深刻になって、大きな不安を抱えるようになっていました。
僕が診させて頂いた限り、この痛みは圧迫骨折によるものとは思えませんでした。そして、全身の状態も悪くない。
僕がこのことをお伝えしたところ、この方の表情がいっきに変わりました。「そうなんですね!」と驚きと安堵感に満ちていました。
この方の腰痛は、「圧迫骨折で痛みが出る」という先入観がなくなれば、消えていくと思われます。
これ、腰痛に限った話ではありません。股関節痛でも同様のことが起こります。
痛みというのは、心理的な作用で簡単に作れてしまうのです。なぜなら、痛みは患部で感じているのではなく、脳で感じるものだからです。
痛みは脳の中のイメージだけで作れてしまうものなのです。
このことを知っているかいなかいで、自分の痛みへの対処が大きく異なっていき、治るかどうかを決定づけることにもなるのです。
なので、股関節痛を治すために、このような痛みのメカニズムを知ることは、非常に重要なことになります。
ちなみに、このことは僕のセミナーで詳しくお話ししています↓(^^)/
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