ストレッチより股関節痛をさっさと治すべし
前回のコラムでストレッチのことをお話しし、次のことをおススメしました。
- 痛みがある股関節へのストレッチはしない方が良い
- 痛みがある股関節以外の場所のストレッチはした方が良い
このようにお話しすると、次のご質問をよくいただきます。
「痛みがある股関節をストレッチしないと、関節がどんどん固まって動かくなり、後ほど大変なことになりませんか?」
これについての答えは、何を優先するかで決まります。
つまり、股関節痛を治すことと、関節の可動性(動く範囲や動きやすさ)、どちらを優先するか、ということです。
関節の可動性を優先して、痛みを出しながらもストレッチしていると、股関節の可動性が維持もしくは改善されるかもしれませんが、股関節痛は治っていきません。痛いままです。
股関節痛を治すことを優先して、ストレッチしないでいると、股関節の可動性は低下するかもしれませんが、股関節痛は治っていきます。痛みがなくなります。
どちらを選びますか?ということです。
で、股関節痛を治すことを優先して股関節の可動性が低下してしまっても、股関節痛が治ってしまえば、その後のストレッチなどで可動性はいくらでも改善させることができます。
なので、僕は「股関節痛を治すこと」を優先にするのをおススメします。
しかも、できるだけ早く治すことをおススメします。
早く治してしまった方が、股関節の可動性の低下を抑えられるからです。その後の可動性の改善も早いからです。
ということで、やはり、痛みがある股関節へのストレッチはしない方が良いです。
どうしてもストレッチしたい場合は、痛みが出ない範囲で行い、伸ばしている時間は10秒に留めておくようにしましょう。
なぜ10秒に留めた方が良いかは、僕のホームページの記事で説明しています↓
改めて知っておいて欲しいのは、股関節痛を治してしまえば何でもできるようになる、ということです。
ストレッチもいくらでもできますし、スポーツもできるようになります。
なので、股関節痛は早くさっさと治してしまいましょう。治すことを最優先に生活しましょう。(^^)/
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