病院の治療で股関節痛が治らない理由

昨日は「股関節痛を根本的に治すためには、人間そのものを理解する必要がある」とお話ししました。

これは股関節痛だけでなく、他の痛みや病気についても当てはまります。

で、股関節痛については、絶対に理解しておくべきことがもう一つあります。

それは「股関節の変形そのものは、股関節痛の直接的な原因ではない」ということです。

これは、詳細は省きますが、体のしくみとして、解剖学的な視点からして、そうなのです。

実際に、股関節が変形しているにも関わらず、股関節痛がない人はたくさんいます。

僕もその一人です。変形していますが痛みは全くありません。

反対に、股関節が変形していないのに股関節痛がある人もたくさんいます。

さらに、人工股関節の手術をしても股関節痛が治らない方もたくさんいます。

このようなことからも「股関節の変形≠股関節痛」ということが分かります。

ちなみに、病院では「股関節の変形=股関節痛」という前提で治療が行われますので、病院の治療ではなかなか治らないのです。

今日のお話しは非常に重要なことなので、僕は定期的にこのことをお話ししています。

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