「様子をみる」とは異常を放置すること、悪化させること
股関節痛の治療として病院でできること、お医者さんが提案できることは、主に次の3つしかありません。
- 鎮痛薬処方
- 手術
- リハビリ(筋トレやストレッチ)
で、ほとんどの患者さんは鎮痛薬を処方され、場合によってリハビリも処方されます。
そして、股関節の変形や軟骨のすり減りが、ある程度確認されれば、人工股関節などの手術を勧められます。
そして、関節変形や軟骨すり減りが酷くなかったり、患者さんが手術を拒否したりすると、お医者さんは次の言葉を言うことになります。
「様子をみましょう」
僕が股関節痛のときも、こう言われました。
で、ほとんどの方は、これを真に受けて「様子をみる」ことをします。
「様子をみる」とは、すなわち「股関節痛を放置する」ということです。
実は、これが後々に大きな悲劇を生み出すことになってしまうのです!
股関節痛があるということは、それ相応の異常が体に起こっている、ということです。
股関節の変形や軟骨のすり減りが始まっているということは、深刻な異常が体に起こっている、ということです。
「様子をみる」とは、この「異常を放置する」ということになるのです。
これは、火事が発生して火災報知器が鳴っているにも関わらず、火災報知器を無視してそのまま何もしない、ということと同じです。
こんなことをしていれば、火事はどんどん激しくなり、全てを燃やし尽くしてしまいます。
「様子をみる」とは、これと全く同じことです。
痛みはどんどん強くなり、関節変形や軟骨すり減りが進行し、他の病気にもなっていきます。
そして「これ以上様子をみていられない・・」となったときには、股関節痛がなかったときと比べて、非常に生活しにくい状態、仕事や家事にも大きな支障が出ている状態になっているのです。
このような状態になって「股関節痛を治すにはどうすれば良いでしょうか?」と僕にご相談される方が、後を絶ちません。
ご相談される方は、本当に辛そうです。「藁をもすがる思い」という言葉をよく言われます。
「もっと早くに治し始めれば、こんなことにはならなかったのに・・」と僕はいつも思います。
「様子をみる」がどれほど危険なことか理解して、治すために本当にすべきことを今すぐ実行していきましょう。
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