タンパク質の常識、生活習慣の常識は、もの凄く怪しい
最近お話しているように、股関節痛を確実に治すためには、細胞が健全に働けるよう生活習慣を良くすることが必須です。
で、実は、一般的に言われている「良い生活習慣」は、間違っていることが多いのです。
栄養を例にすると「タンパク質をたくさん摂りましょう。そのために肉を積極的に食べましょう」とよく言われます。
確かに、タンパク質は生体機能の重要な役割を担っているので、タンパク質は重要な栄養素です。
しかし、通常時は、新規に必要なタンパク質の約74%は体内で再利用されていて、これが断食中だと100%再利用されます。
つまり、僕たちの体は食べる量によってタンパク質の再利用率を変動させているので、必ずしも毎日タンパク質をたくさん摂る必要はないのです。
逆に、タンパク質を過剰に摂っていると、それを処理する細胞の負担が増大し、余分なタンパク質が脂肪に変換されて体内に蓄積します。
つまり、タンパク質はたくさん摂れば良いというものではなく、適度な量を摂る必要がある、ということです。
また、タンパク質は肉からだけでなく、大豆など植物性食品からも摂ることができます。
というより、植物性食品から摂るべきであり、肉などの動物性食品からは摂らない方が良いのです。
肉は確かにタンパク質が豊富に含まれている食品ですが、「リン」という物質も多く含まれています。
詳細は割愛しますが、肉をたくさん食べていると、タンパク質とリンの摂り過ぎにより、次のようなことが起こります。
- 肝臓と腎臓の負担が増大し、スタミナ切れになりやすくなる
- 高尿酸血症になり、激痛で知られる痛風になる
- 骨や歯が脆くなる
- 血管が石灰化し、動脈硬化、腎不全になっていき、透析が必要になる
なお、肉の中でもヘルシーなイメージがある「鶏ささみ」ですが、実はこれが最も上記の状態を引き起こしやすいものなのです。
肉には他の問題点も多く、健康のためには、肉は積極的に摂るものではなく、嗜好品として楽しむものなのです。
以上、タンパク質を例にしてお話ししましたが、これは「良い生活習慣」の誤解のほんの一部です。
ということで、股関節痛を確実に治すには、細胞が真に望んでいる生活習慣がどのようなものか知る必要が、絶対的にあるのです。
僕の「生活習慣マニュアル」では、このようなことをお伝えしています。
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