変形した股関節に力を加えても痛みが出ない事実

★ふなこしの股関節痛コラム

昨日、来月に人工股関節の手術が予定されている方へ施術させて頂きました。

僕はリハビリ専門デイサービスでもリハビリの仕事をさせて頂いていて、その利用者さんです。初めてお会いした方です。

この方は70代の男性で、病院では「股関節の軟骨がすり減って骨が完全に引っ付いている」と言われているそうです。

歩くときなどに股関節痛が出るようで、特に歩き始めに強い痛みが出るそうです。

僕は、ベッドに仰向けで寝ているこの方へ慎重に施術していきました。そして、股関節痛の要因を知るため、次のことをしました。

踵を持って、伸びている脚をそのまま頭の方へ押していったのです。つまり、変形して骨が引っ付いている股関節に、力を加えていったのです。

で、痛みが出るか聞いてみました。すると「痛みは出ないです」と言われるのです。

さらに、その状態で脚を揺らして股関節に振動を与えてみましたが、これでも痛みは出ませんでした。

もし、股関節の変形や骨が引っ付いていることが痛みの原因なら、僕が行ったことでも痛みが出るはずです。

しかし、痛みは出ないのです。この事実、どう思われますか？

※このコラムは僕のLINE公式アカウントで投稿したものです

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