股関節の変形は細胞の機能を正常にして食い止める
★ふなこしの股関節痛コラム
先日のコラムで「股関節の変形は股関節痛の原因ではないとしても、その変形は最小限に食い止めた方が良い」とお話しました。
そのために必要なこととして、次の2つを挙げました。
- 股関節の代謝を正常にする
- 股関節に無駄な力を掛けない
今回はこの「1」についてお話します。
股関節は、骨と軟骨で形作られています。この骨と軟骨の代謝が正常に行われないと、それらは本来の形状を維持することができず、結果的に股関節が変形していくことになります。
で、骨の代謝は、破骨細胞による骨破壊と、骨芽細胞による骨形成で行われます。
軟骨の栄養や排泄は滑膜細胞が作る関節液によって行われ、軟骨の修復は軟骨細胞によって行われます。
すなわち、股関節の代謝は細胞が行っている、ということです。
で、これらの細胞が正常に機能しなくなると、股関節の代謝も正常に行われなくなり、股関節が変形していくことになるのです。
つまり、股関節の変形を最小限に食い止めるには、細胞の機能を正常にすることが必要なのです。
股関節の変形は、細胞が鍵を握っているのです!是非知っておいて下さいね。(^^)/
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2022-12-06 by
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