脚の浮腫み、弾性ストッキング、誤解だらけで治らない
これまでに引き続き、飯田出張セラピーでのことをお話しします。
股関節痛がなかなか治らないということは、自分に備わっている治癒力が低下している、ということでもあります。
つまり、全身の細胞の機能が低下している、全身的に不健康な状態、ということです。
なので、股関節痛がなかなか治らない人は、例えば、高血圧、心臓病、糖尿病など、他の疾患も患っていることが多いです。
で、股関節痛の方でよくある症状に「脚の浮腫み」があります。
これは脚に水分が溜まっている状態のことで、血流が悪いことでよく起こります。
これを改善するためによく使われるのが「弾性ストッキング」です。
これは、脚に水分が溜まらないよう、脚を強く締め付けるものです。
で、脚を強く締め付けるということは、脚の血管を圧迫するということで、すなわち、血流を悪化させることになります。
ということは、弾性ストッキングは、血流を悪化させることで浮腫みを改善しようとしている、ということです。
すなわち、浮腫みの要因を悪化させて、浮腫みを改善しようとしている。これ、矛盾していませんか?
つまり、弾性ストッキングは、一時的な浮腫み改善効果があったとしても、浮腫みの要因である血流悪化を改善しているわけでなく、むしろ血流悪化を助長している、ということです。
そして、結果的に浮腫みがますます出やすい体になっていく、ということです。
さらに、血流が悪化するということは、痛みも出やすくなり、しびれなどの他の症状も出やすくなる、ということです。
脚の浮腫みについて、弾性ストッキングについて、このようなことを知っている人は、ほとんどいません。
闇雲に弾性ストッキングを履いている人がほとんどです。
飯田出張セラピーで、弾性ストッキングを履いているのに浮腫みが悪化してお悩みの方がいらっしゃいましたので、この方にはこのようなことをお話しさせていただきました。
今日のコラムでお伝えしたいことは、痛みや病気を治すために本当にすべきことを知っている人は、ほとんどいない、ということです。
逆に悪化させることをしている人も多いです。
なので、本当に治したいのであれば、最初にすべきは「道理に従った本当のことを知る」です。
これを知らずに股関節痛を根本的に治すことはできません。(>_<)
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