【私の股関節の状態が明らかに!忘年会の座敷でのあぐらは辛かった・・・】私の股関節痛物語③

この記事は、記事【股関節痛の原因は16年前の交通事故にあった??】私の股関節痛物語②の続きです。

股関節の状態が明らかに!辛かった忘年会の座敷

1.ロキソニンの効果と痛みの変化

初診時に処方されたロキソニンを、早速飲み始めました。ロキソニンの効果は絶大で、薬が効いている間は痛みが半減しました。「この調子で治っちゃうかも♪」と喜びました。しかし、半減したとはいえ、痛みは出るので、以前のように歩くことはできません。

また、痛みが出る身体の動きにも変化が出てきて、あぐら(胡坐)をかくとき、自転車に乗ろうとサドルをまたぐとき、階段を昇るときにも痛みが出るようになりました。(>_<)

2.2回目の診察~忘年会シーズンの苦闘

12月9日にMRIを撮り、12月20日に2回目の診察を受けました。

医師:「MRIを見る限り、大腿骨頭の壊死はなさそうですね。痛みが軽くなっているみたいで、良かったですね。このまま様子をみてもいいと思いますが、痛みが消えないようであれば手術しかないと思いますよ。一度、造影MRIをしてみませんか?股関節に造影剤を注入するので、ただ画像を撮るのとは違って、身体への負担が大きいですが。

:「手術ですか・・・。まだ、造影MRIをする気にはなれません・・・」

医師:「そうですか・・・。CT(コンピュータ断層撮影)を撮って骨の状態を確認するのもいいかもしれません。どうですか?」

:「わかりました。CTは撮ってください。ところで、運動はどこまでやってもいいのでしょうか?ジョギングや自転車、水泳やサーフィンはどうなのでしょうか?」

医師:「痛みが出ない範囲で是非運動して下さい。ただ、股関節に強い衝撃が加わるような運動はしない方がいいと思います。ジョギングはあまりしない方がいいかもしれません。自転車や水泳は良いと思います。安静にしているよりも、よく動いてください。その方が、“生活の質”や精神衛生の面でも、良いと思います。」

診察後にCTを撮り、次回の診察日までのロキソニンの処方箋をもらい、帰宅しました。そして、午後からリハビリの仕事。

この12月後半は、忘年会シーズンです。会場が座敷の場合、あぐらをかくと痛みが出るので、楽な姿勢をとるのに大変でした(汗)

3.3回目の受診~股関節の状態が明らかに!

12月27日、3回目の診察を受けました。

医師:「CTを見ると、右の股関節の骨が荒れていますね。この荒れているところが、股関節を動かすと相手の骨とぶつかって、痛みが出ているのかもしれませんね。手術でこの荒れているところを綺麗にしてあげれば、痛みは出なくなるかもしれませんよ。」

股関節CT画像前

3D-CT(正面像)

股関節CT画像後

3D-CT(背面像)

確かに右股関節の骨の輪郭が左に比べてガタガタしています。自分の股関節がこんな状態なっているなんて、思いもしませんでした。改めてショックを受けました。

:「手術はちょっと考えさせてください。」

医師:「分かりました。このまま様子をみましょう。特に痛みに変化がなければ、1ヶ月後にまた来てください。」

また次回の診察日までのロキソニンの処方箋をもらって、午後からリハビリの仕事。

この日も忘年会があって、会場は座敷でした。座るスペースが狭く、あぐらをかかざるを得ませんでした。痛みを感じながら、たくさんのビールを飲みました。

帰宅途中、診察のときに見た私の股関節の3D-CT画像を思い出しながら、酔っぱらった頭で「手術もしょうがないかな~・・・」などと、夜空を見上げながら、ぼんやり考えていました。(>_<)

今回のお話しのポイント

1.ロキソニンなど痛み止めの注意点

私の股関節の痛みは、痛み止めの薬であるロキソニンによって強さが半減しました。ロキソニンは、炎症の過程に関与する酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)の活性を阻害して、痛みを抑える薬です。ロキソニンによって痛みが軽減したということは、私の股関節では何らかの炎症が起こっていた可能性がある、ということです。

記事【炎症による股関節、腰、膝の痛みの基本的な治し方】痛みのしくみ⑨でもお話ししているように、炎症は身体を治すためには必要不可欠な反応です。その身体に起こる自然な炎症反応を強引に抑えようとする薬は、治すこととは真逆のことをすることになるのです。ですので、本来ならば、痛み止めの薬は使ってはいけないのです。

ただ、痛みは長引けば長引くほど感じやすくなってしまいますし、痛みがあるというだけで筋肉のこわばりが起こりやすくなってしまいます。それらを回避するために、一時的に痛み止めの薬を使うのは、有効だと思います。

しかし、知っておかないといけないことは、痛み止めの薬は、単に痛みをごまかすだけのもの、ということです。決して痛みを治している訳ではありません。ですので、痛み止めの薬を使っても、同時に痛みを治すことも、していかなければならないのです。

2.痛みが出る動きが増えていく

私の股関節痛が出るときは、初めは歩いているときだけでしたが、あぐらをかくとき、自転車のサドルをまたぐとき、階段を昇るときなど、徐々に増えていきました。これは、歩いているときに出る痛みに怯え緊張し、股関節周囲の筋肉に力が入りやすくなって、筋肉がこわばりやすくなったために、他の様々な動作でも股関節痛が出るようになったと考えられます。

これを防ぐためには、痛みは治るという安心感を持ち、無駄な力を抜く健康にとって正しい歩き方や身体の使い方を実践することが大切です。そのためには、痛みや歩き方について、常識とは異なる正しい知識を知ることが、必要不可欠です。

3.痛みがあっても運動する

私の股関節痛を診察してくれている医師は、次のように言いました。「痛みが出ない範囲で是非運動して下さい。安静にしているよりも、よく動いてください。その方が、生活の質や精神衛生の面でも、良いと思います」。これはその通りです。

痛みがあっても、痛みが出ない範囲で無理なく運動することは、痛みを治すために非常に有効です。なぜなら、運動すると、血流が良くなるので自然治癒力が高まりますし、痛みから気をそらすことが出来ますし、気分転換になって心がスッキリするからです。痛みの部位とは関係ない、例えば腕だけの運動でも有効です。

痛みが出るから、痛みがあるからと言って、動かずじっとしていると、余計に痛みは治りにくくなり、悪化していくことになってしまうのです。

4.画像検査結果に騙されない

私は、自分の股関節の3D-CT画像を見て、改めてショックを受けました。股関節が変形しておかしくなっている証拠を、まざまざと見せつけられたからです。画像検査の結果というのは、見る人の心を極めて強力に動かします。私も手術の方へ心が揺らいでしまいました。(>_<)

しかし、お話ししているように、今の私は、この画像検査結果で明らかにされた股関節の変形があるにも関わらず、痛みは全くないのです。画像検査で変形が見つかっても、それと痛みは直接的には関係ないのです。

これは関節の変形だけに限らず、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などもそうです。画像検査でヘルニアや脊柱管の狭窄が見つかっても、それと腰痛は直接的には関係ありません。なぜなら、腰痛がない人でも、ヘルニアや脊柱管の狭窄がある人が、少なからずいるからです。詳しくは、記事【軟骨すり減り、神経圧迫、半月板損傷と、股関節、腰、膝の痛みとの嘘】痛みのしくみ⑤をご覧下さい。

このような画像検査結果の最大のデメリットは、本人を不安にさせることです。不安は痛みを増強させ、治りにくくさせます

ということで、骨折や断裂以外では、痛みに対する画像検査結果は、痛みと直接的な関係がなく、不安にさせて痛みを強くさせるだけのものですので、あまり気にしないようにしましょう。

次回予告

次回は、人工股関節の手術へ私の気持ちが傾いていったお話し、インターネットで情報を集めていったお話し、微かな光が見えたお話しです。

痛みが長引いていくと精神的に参ってしまい、冷静な判断が出来なくなっていきます。そうなると、後先考えず、手っ取り早く痛みが取れそうな手術を決断してしまい、後悔する可能性が高くなってしまいます。

インターネットでは、様々な治療家がそれぞれの考えのもと、多種多様な痛み治療を行っていることを、知ることが出来ます。知っておくべきことは、あらゆる治療は、自分自身の自然治癒力を発揮させやすくする、補助的な役割しかない、ということです。

痛みには必ず原因があり、その原因にも原因があります。ですので、痛みを根本的に治すためには、原因を辿って根っこの問題を解決する必要があります。股関節痛については、その根っこの問題の一つに、姿勢や歩き方があります。

続きは、記事【人工股関節の手術をする?しない?苦悩の日々】私の股関節痛物語④

 

私のサポート「痛みセラピー」を利用して、股関節、腰、膝の長引く痛みを、自分自身で根本的に治したい方は、こちらのページをご覧下さいね。⇒https://feuno.com/apply-for-therapy

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です