【股関節痛の原因は16年前の交通事故にあった??】私の股関節痛物語②

この記事は、記事【私の股関節痛の始まり、そして、人工股関節の手術宣告!】私の股関節痛物語①の続きです。

股関節痛の原因は16年前の交通事故にあった??

1.16年前の交通事故

大学病院の医師から宣告された診断名は「外傷性変形性股関節症」でした。実は私、今回の股関節痛が出たときから約16年半前の1995年5月に、交通事故に遭っています。このとき21歳。

当時私は大学生で、愛媛大学の理学部地球科学科に在籍していました。なので、実家から離れて、愛媛県の松山市で一人暮らしをしていました。このとき、愛媛県宇和島市が地元の友達が出来ました。

私はゴールデンウィークの行楽日和の中、その友達に会うために、バイクで宇和島市に向かっていました。松山市から宇和島市までは、距離にして約95kmぐらい。渋滞気味の国道を淡々と走っていました。

そして、宇和島まであと25kmぐらいのところで、突然右折してきた対向車が、私のバイクの右横に突っ込んできたのです!私は避ける間もなく、車はそのまま私にぶつかり、私を跳ね飛ばしました。

そして私は、道路沿いの靴屋さんの駐車場に向かって、5mほど吹き飛ばされました。ちなみに、飛ばされていたとき、時間が急にゆっくりになり、超スローモーションな感覚がありました。(笑)

2.粉砕骨折と脱臼骨折

私は靴屋さんの駐車場で激痛にうなされ、救急車で最寄りの病院へ運ばれていきました。その病院の検査で、右脛骨(すねの骨)の粉砕骨折と、右股関節の脱臼骨折が確認されました。股関節の脱臼骨折では、大腿骨の骨頭の下側が欠けてしまっていました。

あいにくこの病院では、脱臼骨折を手術する設備がなかったので、そのまま宇和島市の病院へ再搬送されました。そして、緊急手術となり、3ヶ月間、入院することになってしまいました。

手術は無事に成功しましたが、私はベッドで3週間寝たきりの状態になってしまいました。これは、股関節の再脱臼を防ぐために、右脚が動かないようベッドに固定する必要があったためです。関節は一般的に、脱臼してから時間をおかずに再脱臼すると、脱臼が癖になってしまい、脱臼しやすくなってしまうのです。

また、再脱臼を防ぐことと、右脛骨の粉砕骨折の状態悪化を防ぐため、3ヶ月間右足を床に着くことが禁止されました。私はその間、松葉杖と左脚だけで身体を支えて生活していました。

幸い、手術後の経過は良好でした。股関節を脱臼すると、大腿骨の骨頭が壊死する可能性があるのですが、私にその徴候は見られませんでした。

入院してから3ヶ月、このときの主治医は退院時に、私にこう言いました。「もう何をしても大丈夫。スポーツも普通にできる。どんどん身体を鍛えなさい。

3.手術宣告されて放心状態の私・・・

今回の股関節痛で診断された「外傷性変形性股関節症」、これは明らかに、この約16年前の交通事故による怪我が関係していると考えられます。当時の主治医からは「何をしても大丈夫」とのお墨付きをもらっていたのに、まさかそこが痛くなってしまうとは。(>_<)

私に人工股関節の手術宣告した大学病院の医師は、こう付け加えました。

医師:「まあ、しばらくしたら痛みがなくなることもあります。痛み止めの飲み薬を出しておきますので、様子をみましょう。あと、大腿骨頭が壊死していないか確認したいので、MRI(核磁気共鳴画像法)を受けて下さい。」

:「わかりました・・・」

次回の診察日までのロキソニン(痛み止めの薬)を処方され、雲の上を歩いているようなフワフワした落ち着かない気持ちで自転車に乗りながら帰宅しました。そして、午後からは勤務先の病院でリハビリの仕事をしました。

今回のお話しのポイント

1.正しく歩けていないから痛みが出る

記事【私の股関節痛の始まり、そして、人工股関節の手術宣告!】私の股関節痛物語物語①でもお話ししましたが、関節の変形は痛みの直接的な原因ではありません。では、何が原因なのか?その多くは、「筋肉のこわばり」にあります。筋肉のこわばりとは、筋肉に力が入り続けて血流が悪くなっている状態のことです。

私は股関節の脱臼骨折の手術をしてから、3週間ベッドで寝たきりで右脚をほとんど動かしていませんでした。さらに、3ヶ月間右脚に荷重を掛けることをせず、松葉杖と左脚だけで歩いていました。その後、右脚も使って歩くようになってからも、正しい歩き方などは誰からも指導されず、なんとなくの歩き方で歩いていました。

その結果、左右アンバランスな歩き方を長年続けることになり、右の股関節周囲の筋肉がこわばりやすくなり、さらに加齢による自然治癒力の低下によって筋肉のこわばりが解消されにくくなり、ついに痛みが出るようになったのです。ちなみに、私の脚の筋肉は、いまだに左右とも太さや硬さが違います。

ということで、歩き方や脚の使い方、身体の使い方が良くないと、筋肉のこわばりによって痛みが出るようになります。裏を返せば、歩き方、脚の使い方、身体の使い方を、健康にとって正しいものにしていけば、筋肉のこわばりは解消していって、痛みも治っていく、ということです。(^^)/

2.医師も自信を持てない

私の股関節痛を診察した医師は、私にこう言いました。「まあ、しばらくしたら痛みがなくなることもあります」。これは何を物語っているのでしょうか?

これは、医師も自分の診断に自信を持てない、ということを意味しています。股関節痛は、どういう理由か分からないけど、治ることがある、ということです。つまり、股関節が変形していても痛みが治ることがある、股関節が変形していても手術の必要がないこともある、ということです。

これは私がお話ししているように、関節の変形が痛みの直接的な原因ではない、ということなのです。医師もこのことは、薄々勘づいているように思います。(^^;)

ということで、お医者さんの診断は絶対ではないということを、是非知っておいて下さいね~。痛みを治すために出来ることは、まだまだたくさん残されているのです。(^^)/

次回予告

次回は、処方されたロキソニンについて、痛みの出る動作がどんどん増えていくことについて、痛みがあるからといって動かずじっとしているとダメなことについて、画像検査結果の捉え方について、お話しします。

ロキソニンなどの痛み止めの薬は、使い方を誤ると治るものも治らなくなります。痛みが出る動作がどんどん増えていくことがありますが、それにはちゃんと理由があります。動かずじっとしているよりも、痛みの出ない範囲で無理なく運動する方が、痛みは治りやすくなります。

次回のお話しでは、私の股関節の3D-CT画像を公開していますが、画像検査結果に写し出された身体の異常は、強烈に本人の心を揺さぶります。不安のどん底に突き落とします。しかし、骨折や断裂以外では、画像検査結果での身体の異常所見は、痛みと直接的な関係はありません。

続きは、記事【私の股関節の状態が明らかに!忘年会の座敷でのあぐらは辛かった・・・】私の股関節痛物語③

 

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