股関節の状態がどうであれ歩き方を正しくすれば股関節痛は治っていく
★ふなこしの股関節痛コラム
以前から多いご質問に、次のようなものがあります。
「股関節の状態がかなり酷いですけど、歩き方で股関節痛は治りますか?」
僕の答えは決まってこうです。
「はい!治っていきます」
なぜなら、股関節の変形は、股関節痛と直接的な関係はないからです。
股関節痛の主要な要因は、筋肉のこわばりによる血流不全です。
筋肉に力が入り続けて、筋肉が硬くなってしまい、血管が圧迫されて血流が悪くなっている状態。
それによって酸素や栄養素を受け取れない細胞から発痛物質が放出されるので、痛みが出るのです。
で、この筋肉のこわばりは、悪い姿勢や歩き方で起こります。一部の筋肉に負担が集中するから。
なので、姿勢や歩き方を良くすれば筋肉のこわばりが解消していき、それに応じて血流が回復し股関節痛は治っていくのです。
なので、股関節の状態がどうであれ、歩き方を良くすれば股関節痛は治っていくのです。
もっと言えば、股関節の状態がどうであれ、歩き方を良くしない限り、股関節痛は根本的には治らないのです。
なぜなら、筋肉のこわばりが延々と続き、細胞から発痛物質が出続けるから。
「股関節の変形=股関節痛」と信じている人は、僕の言っている意味が全く分からないと思います。
「歩き方を良くしたところで股関節の変形が直る訳ではないから、股関節痛も治る訳がない」となると思います。
しかし、実際はそうではないのです。激しく股関節が変形しているにも関わらず、股関節痛がない人は普通にいます。
僕の股関節も変形していますが、股関節痛は全くありません。
また、股関節の変形が股関節痛の原因なら、立ったり歩いたりすると毎回同じ痛みが必ず出るはずですが、痛みが軽いときや痛みが出ないときもあったりします。
その理由は、股関節痛は股関節の変形が原因ではなく、筋肉が関係する血流にあるからです。
筋肉のこわばりが和らいだり体調が良かったりすると、血流がある程度回復するので、痛みが軽くなったり出なくなったりするのです。
ということで、「股関節の変形=股関節痛」ではないので、股関節の状態がどうであれ、股関節痛は歩き方を良くすれば治っていきますし、歩き方が悪いままなら根本的には治らないのです。
つまり、股関節痛を根本的に治すには、正しい歩き方を身につけるのは必須、ということです。
ちなみに、腰や膝の痛みも、肩や首の痛みも、先ほどお話しした筋肉のこわばりによる血流不全で起こっていることがほとんどです。
なので、正しい姿勢や歩き方を身につけ実践すれば、これらも治っていきます。
僕はこれらの痛みの方々も診させていただいていますが、僕の歩き方指導で治っていっています。
なお、僕が指導している正しい姿勢や歩き方は、一般的に正しいと思われていることとは全く異なります。
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