筋膜を健全にしなければストレッチ効果は少ない
昨日は飯田出張セラピーでした。昨日もたくさんの股関節痛の方を診させていただきました。
その中でアドバイスさせていただいたことをシェアします。
股関節痛を長期間患っていると、痛みが出る股関節をあまり動かさなくなり、股関節の動く範囲が狭くなります。
これを関節可動域制限と言いますが、このようになると、正しい立ち方や歩き方ができなくなり、股関節痛を治せなくなります。
この関節可動域制限は、主に股関節周りの筋肉の筋膜が伸びにくくなることで起こります。
なので、股関節痛を治すためには、この筋膜の柔軟性を改善させる必要があります。
で、これを改善させるためには、次の2つが必要です。
- 伸びにくくなっている筋肉(筋膜)のストレッチ
- 筋膜そのものを伸びやすい状態にする
ストレッチについては、多くの方が思いつくことだと思います。
しかし、筋膜そのものを変えていくことについては、なかなか思い至らないと思います。
では、筋膜そのものを伸びやすくするには、どうすれば良いか・・
答えは「細胞が健全に働けるようにする」です。細胞を元気にする、ということです。
筋膜も細胞が作っています。なので、細胞が健全に働かなければ筋膜も健全に作られません。
その結果、硬い筋膜になり、ストレッチ効果が出にくい状態、ストレッチしても股関節の可動域が広がらない状態になります。
で、細胞の健全さは「生活習慣」で決まります。
生活習慣とは、食事、運動、睡眠、ストレスなど、毎日繰り返される行いのことです。
これらが細胞にとって良くないと、細胞は元気をなくし不健全になります。
そして、筋膜が硬くなり、ストレッチ効果が出にくくなり、正しい立ち方や歩き方ができず、股関節痛も治らない、となります。
ということで、股関節の可動域改善においても、生活習慣を良くするのは必須なのです。
「生活習慣で股関節痛が治るかどうかが決まる」
このことは是非とも肝に銘じておいて欲しいです。
なお、ストレッチは可動域改善のためのものであり、股関節痛を直接的に治す手段ではありません。
無理にストレッチしていると股関節痛は悪化しますので、ご注意下さい。
このことについては僕が書いたこちらの記事をご覧下さい(記事タイトルをクリックして下さい)↓
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