股関節痛のストレッチ、結局どうすれば良い?
股関節痛を治すためにすることの誤解として多いのが、ストレッチです。
股関節に痛みが出るようになると「股関節の動きが固いからかも」と思う人は多いです。
そして「股関節を柔らかくすれば治るかも」と思い、ストレッチを一生懸命したりします。
しかし、これで股関節痛が治ることはまずありません。むしろ悪化させることも多いです。
僕も股関節痛のとき、股関節のストレッチを一生懸命して股関節痛を悪化させた経験があります。(T_T)
股関節痛があるということは、股関節のあたりを傷めているということです。
ストレッチは、硬くなっている筋肉を引き伸ばす行為です。
これは、その筋肉や関節などに強い力を加える行為になります。
つまり、痛みがある股関節に対してストレッチをするということは、傷口に強い力を加えるようなものなのです。
なので、ストレッチで股関節痛が治ることはまずありません。
で、このようなお話をすると「ストレッチは全くしなくて良い」と思ってしまう人も多いです。
そうではありません。痛みがある股関節以外の場所のストレッチは、した方が良いです。
なぜなら、様々な筋肉が伸びやすくなれば、体を動かすとき、体に加わる力、各関節に加わる力が減ります。
で、それに連動して、股関節に加わる力も減ることになり、股関節痛が治りやすくなるからです。
僕たちの筋肉は、加齢に伴って、日々自然と伸びにくくなっていきます。
ストレッチもせず、体もあまり動かさない状態だと、筋肉はますます伸びにくくなります。
硬いゴムのようになっていきます。
そうなると、体を動かすとき、体のあらゆる部分に加わる力が強くなります。
それに連動して股関節に加わる力も強くなり、股関節痛が悪化したりします。
以上、まとめると次になります。
- 痛みがある股関節へのストレッチはしない方が良い
- 痛みがある股関節以外の場所のストレッチはした方が良い
なお、ストレッチは、痛みが出ない範囲で無理なく行いましょう。
痛みを出しながら行っているストレッチは「体を傷めつけている」ということになりますので。
ストレッチについては、僕がホームページで書いた記事も参考にして下さいね。(^^)/
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