股関節痛が治らない方が良い場合もある?
前回の記事「オンラインで治る痛みセラピーは世界中に発信すべし!」で話したように、僕の友達のお母さんが、人工股関節の手術をすることになった。
目次
今と数年前の違い
僕は友達からこのことを聞いたとき、こう思った。「そうなんだね~、手術を楽しんでね~!」って。
数年前の僕だったら、少し違った感じで受け止めて、友達にこんなことを話してたと思う。
「手術するの!?人工股関節になると生活が不自由になるし、手術しても痛みが取れないこともあるし。手術しなくても痛みが治る可能性もあるから、考え直した方が良いよ。僕に話をさせてもらえるかな?」って。
痛みが治らない方が良い
なぜ僕の受け止め方が数年でこのように変わったのか?それは、痛みに対して僕の認識が少しずつ次のように変わっていったから。
痛みをどのように扱うかは、完全に本人の自由で、本人に任せるべき。この世で何を経験したいかは、本人にしか分からない。もっと言えば、本人も分からず、本人の無意識にしか分からなかったりする。
痛みを手術で治すという経験をしたいのかもしれないし、手術をせずに治すという経験をしたいのかもしれない。
手術をしても痛みが治らないという経験をしたいのかもしれないし、ずっと痛みを持ち続けるという経験をしたいのかもしれない。
さらに、そういったことを経験することで、その経験で得られたものを使って、次に待っている展開を経験したいのかもしれない。
つまり、痛みを治すことが絶対的に良いこととは限らない、ということ。痛みが治らない方が良かったりすることがある、ということなのだ。
なので最近の僕は、手術をせずに痛みを治すこと、痛みを治すことそのものを、積極的に勧めるような話はしなくなってる。
股関節痛について深めの話
実際に友達と話した内容は、こんな感じ。その内容は、まあまあ深い。
今日さあ、実家の母から電話が来て、人工股関節の手術するらしくてー。
ふねさんの話をしたんだけど、もう決めたから、聞かなくていい!って頑なに拒否されたの。
そんな酷くなってた事を、ぜんぜん、知らなくて、いきなり、手術します。という報告で、もう、何を言っても聞く耳がなさそう。
母の事もありがとう~。すごーく、重い決断を下してると動かそうと思えないもんなんだねー。
せっかくふねさんみたいな人がこの世にいるのに、もどかしかったです。
手術をすることも、この人生での貴重な経験になると思うし、それ自体を楽しめちゃえば全く問題ないって俺は思ってるよ~。
でも、痛みを治したいけど手術はしたくないって人がいれば、何とかサポートできればな~って思ってるよ。
最近、ワシのサポートで痛みがなくなってきた方がメッセージをくれて、こんなに良くなって涙が出るって書いてあったんだよね。
これを読んで、こういう方のために俺のことをもっとたくさんの人に知ってもらわないといけないな~!って、改めて思ってたとこなんだ。
そんなときに、かおるんのお母さんの人工股関節のお話し、ちょっとびっくりした!
股関節の痛みは手術しないと治らない。っていうのが、世の中でかなり固定されちゃってるね。
股関節の痛みを実際に経験してない人(わたしみたいな)でも、その認識だけは持ってたりするくらい、浸透してるって、すごくない??
で、実際に痛みを経験するようになってしまったら、もうその時点で、恐怖でしかないもんね。
手術を受ける、と決めるまでに、そうとう葛藤して、考えて、悩んで、迷って、辛かったんだろうなーとは思うんだけど、
それも、これも、世の中で言われてる事や、医者の言う事が真実だと、自分が決めてる事に気づいてない。って事だと思うんだよねー。
でも、こう言う話をすると、うちの母みたいな人は、自分を責めがちだから、自分のせいでしょ!みたいに聞こえてしまうのか、もう、わかったから!いいから!聞きたくない!って感じなの。
だから、ふねさんみたいな人がいて、治るんだよー、って言っても、受け取れる人と、疑う人がいて、疑う人が多いのかも。特に年寄り。
医者が、それは治らない。という罪は重い気がします。とは言え、医者の口を動かしているのも、自分だもんね。やっぱ、誰にも罪はないな。
おはよー!やはり、「股関節痛=手術」ってみんな思ってるんだね~。って、俺も股関節痛になったときはそう思ってたからね。理学療法士として病院で働いてるとき、当たり前のようにそう思ってたから、手術宣告されたときはまさに絶望って感じだったの思い出すよ。
確かに、股関節痛もそうだけど、病気とかも、自分以外に原因があって自分は悪くないって捉える方が、心は楽かもしれないよね~。「何か知らんけどいろんな偶然が重なってたまたま病気になってしまった、痛みが出るようになってしまった」って。
そういう捉え方をしている人に「自分を変えていけば治っていく」って言うと、「今の自分は悪いことしている」って感じざるを得なくなって、そんなこと感じたくないから拒絶するように思うね。俺の両親も全く同じ感じで、俺の言うことよりも医者やマスコミの言うことを聞いて、ほいほい病院に行ってるかな。(笑)
かおるんが言うように、マスコミの情報にさらされて「股関節痛=手術」って頭になってたら、その通りに医者から「手術しないと痛みは治りません」って言われる現実が実現するんだろうね~。
逆に、自分の人生や現実は100%自分が創り出しているってことに気づき始めると、自分で治せる方法に出会うことが出来たりするんだろうな~って思った。
かおるんとの対話は面白いね!ありがとう~。
※メッセージの掲載は友達から許可を頂いています
望む人には届けたい
で、僕は痛みを治すことを積極的には勧めなくなってるけど、痛みを治したい人、手術せずに治したい人には、僕が持ってる知識やスキルを何とか届けたいって思ってるんだ。
だから僕は、ひたすら情報発信したり、いろんなとこに出向いていろんな人に会ったりして、僕のことを知って欲しいって思ってる。ただ、残念なことに、新型コロナのおかげで、いろんなとこに出向くことは出来なくなってるから、今はネットでの情報発信だけになってしまってる・・
痛みを治す方法に出会う人は限られる
上の友達との会話でも出てきてるけど、僕が持ってる痛みを自分で治せるようになる知識やスキルを受け取れる人は、限られている。それを望んでいる人にしか届かない。
それを望んでいる人は、人生や現実は自分自身で変えられるって気づいている人。全ては自分に責任があって、全ては自分で創り出せるって感じている人。人や社会や何かのせいにしない人。こういう人にしか、僕の知識やスキルは届かない。
僕にとっての理想の世界
こういう人が今はまだまだ少ないから、僕の知識やスキルを受け取ってくれる人、すなわち「痛みセラピー」を利用する人は少ないんだろうな~って思う。
逆に言えば、「痛みセラピー」を利用する人が増えてくると、こういう人も増えてきてるってことになるね~。
早くこういう人たちが多くならないかな~。僕は、こういう人たちがたくさんいる世界で暮らしたいな♪ま、こういう世界を創り出せるかどうかは、僕自身にかかってるんだけどね。(^^)/
まとめ
今回の話をまとめると、こんな感じ。
- 僕の痛みに対する認識が変わってきている
- 痛みをどうしたいかは「無意識」にしか分からない場合もある
- 痛みが治らない方が良い場合もある
- 痛みを治す知識やスキルに出会える人は限定される
ということで、僕は僕を必要としている人に向けて、今はひたすら情報発信するのみだ!!(^o^)/
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