嫉妬は役立つ!自分禁止令を解くナビゲーターで音痴完治へ
生きていると、嫉妬することって、あるよね~。嫌な感情の代表格。でも、嫉妬は、僕たちに「すべきこと」を知らせてくれるナビゲーターだと思う。この記事では、嫉妬の意味と、その解消法を考えてみようと思う。ちなみに、この記事の内容は、恋愛関係や人間関係での嫉妬には当てはまらないかも。
目次
僕が嫉妬するとき
さて、僕の場合、どんなときに嫉妬するのか振り返ってみると、こんなとき。自分がやりたいこと、やってみたいこと、憧れていることを、自分がやらずにいるときに、他の誰かがそれをやって楽しそうにしているのを見たり知ったりしたとき。こんなときは、無性に嫉妬する。
僕は面倒くさがり屋のところがあって、やりたいこと、やってみたいことを、結構後回しにしてしまうのだ。さらに、やりたいこと、やってみたいことがあっても、見て見ぬふりをしてしまうのだ。「自分には出来ない・・」、「やったら恥ずかしい思いをする・・」、なんて思ってしまって、それらに蓋をして、なかったことにしようとする。
自分への禁止令
つまり、やりたいこと、やってみたいことを、自分で自分に禁止してしまうのだ。で、誰しもそうだと思うけど、自分に禁止されていることを、他の誰かがやっているのを見たりすると、「何であいつは許されているんだ?」ってなって、無性に腹が立つ。無性に悔しい思いをする。無性に嫉妬する。
僕はこんな嫌な感情を感じることが、未だにあるのだ。しかも、この嫌な感情の原因は、自分に禁止令を出している自分にあるのだ!こんなバカバカしいことはない。(^^;)
本当は歌いたかった
その具体例で最たるものが、歌。僕は音楽が大好きで、いつしか聴くだけでなく、自分でもやってみたい気持ちが強くなっていた。で、ふとしたきっかけでエレキギターを弾くことになった。このとき19歳。でも本当は、もっと以前から、歌を歌いたかったのだ!
しかし、ものごころついたころから、自分は歌を普通に歌えないことに気づいていた。いわゆる音痴。子どものころから恥ずかしがり屋だったこともあって、歌うことを極力避けていて、気づいたら歌えなくなっていた。
心を苦しめる音痴
歌いたいけどまともに歌えない、歌っていて気持ち良くない、音痴だから人前で歌いたくない、こんなんだから人前で歌ってはいけない。こんな感じで、いつの間にか、自分に歌うことの禁止令を出していたのだ。でも、人前で歌いたい気持ちは、消えることがない・・
歌いたいけど歌ってはダメ、こんな心が引き裂かれた状態で、友達や知り合いが楽勝で人前で歌っているのを見ると、メラメラと嫉妬心が込み上がってくる。「いいな~・・」、「俺だって歌いたい・・」、「悔しい~!!」、って。(゚Д゚)ノ
代替品では役に立たない
苦肉の策で思いついたのが、歌えない代わりに、メロディと伴奏を同時に弾くソロギターのスタイルなら、ギターで歌うことが出来るって思って、ソロギターでいろんな曲を弾いていった。でも、歌うことに対する自分の気持ちが満たされることはなく、相変わらず、気持ち良く歌っている友達や知り合いに嫉妬していた。
そして最近、こんな嫌な感情を毎回味わい続けるのはもう嫌だ!って本気で思うようになった。なら、どうするか?・・・音痴を治せば良いのだ!!
結局は音痴を治して歌うしかない
歌を普通に歌えるようになれば、気持ち良く歌えるようになれば、人前で歌うことに引け目を感じなくなる。人前で歌うことへの禁止令も解除されていく。友達や知り合いが人前で楽しそうに歌っているのを見ても、嫉妬しなくなる。
結局は、音痴を治すという当たり前の答えにたどり着く。こんなことは前から分かっていたけど、「自分には音痴を治すことは出来ない」という思い込み、「自分が歌うなんてもっての外」という禁止令、「面倒くさい」というしょうがない性格のために、ずっと手をつけずにいた。
問題に取組み始めると落ち着いてくる
音痴を治すために、まずはドレミファソラシドを、正しい音程で発声する練習をしてみることにした。この練習では、チューナーとピアノアプリを使う。どんな感じでやってるかは、下の動画を見てね~↓
こうやって音痴を治す練習を始めてみると、嫉妬心による心のざわめきが鎮まってきた!おそらく、問題解決に向かって前進している実感があるからだと思う。問題に真正面から突っ込んでいくと、意外と落ち着いていったりするね。反対に、問題を避けていると、いつまでもなんとなく落ち着かない。
僕はずっと音痴を避けて、音痴と向き合ってこなかったから、嫉妬心がくすぶり続けていたんだろうなって思う。
嫉妬から解放されるためにすべきこと
ということで、嫉妬について整理すると、こんな感じ。
- 嫉妬の原因:自分への禁止令⇒その禁止ごとを他の人がやってる⇒嫉妬!
- 嫉妬の解消:禁止令を解いて禁止ごとをやる⇒嫉妬解消!
なので、嫉妬に悩まされたら、まず自分に禁止令を出していないか確認する。おそらく禁止令を出しているから、その禁止ごとをやり始める!
嫉妬は僕たちを導いてくれている
その禁止ごと、実はずっと昔から、やりたかったことのはず~!!誰かに禁止されてそれに従って禁止したのか、自分で不本意ながら禁止したのか、いずれにしても、やりたかったことを禁止してしまった。
その「やりたかったこと」を、嫉妬は思い出させてくれているのだ!「禁止令を解いて、やりたかったことを、やれよ!」って嫉妬は教えてくれているのだ。自分の幸せや成長のためには、「やりたかったこと」をやることこそが、すべきことだと思う。嫉妬は、僕たちをそこへ導いてくれているのだ。
嫉妬することを片っ端からやる!
なので、僕はこれから、嫉妬を手掛かりに、「やりたかったこと」をあぶり出して、片っ端からやっていこうと思う!!それこそが最高の人生への近道だと思う。
嫉妬は自分を知るためのナビゲーター。そう捉えると、嫉妬にありがたさも感じてくる。嫉妬の本質に気づいて、その意図を知ろう。本当のことは、嫉妬が知っている。
ということで、嫉妬はかなり役に立つツールだ!(^^)/
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