体重を落とすというより脂肪を減らすことが治すために必要
★ふなこしの股関節痛コラム
股関節痛になって病院を受診すると、お医者さんから「体重を落としなさい、痩せなさい」と言われることがあります。
このとき説明されるのが「体が重くて股関節に負担が掛かっているから痛みが出ている。このままだと、変形が進んで痛みは酷くなる」といった内容。
で、この説明を受けて「治すために体重を落とさないと・・」と思うようになります。
確かに体重が重いと、そうでない人に比べて、股関節やその周囲の筋肉などへの負担は大きくなります。
しかし、このことが股関節痛が治らない決定的要因ではありません。
体重が重いと、もっと他のことで股関節痛が治らないようになります。それは・・
「脂肪が多いこと」
体重が重いという場合、多くは体の中に脂肪がたくさん溜まっている状態です。
この不必要に溜まっている脂肪は、体に様々な悪さをします。
例えば、血液中の悪玉コレステロールが過剰になり、血管が硬くなり血流が悪くなります。
また、体内に取り込まれた有害物質は脂肪に溜まるので、脂肪が多いとそれだけ体内の有害物質は多くなり、その有害物質によって細胞の活動が阻害されたりします。
こういったことによって、体重が重い人は、股関節痛が治りにくい状態になっているのです。
なので、股関節痛を治すためには、体重を落とすということよりも、脂肪を減らすということに取り組むことが必要となります。
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2023-09-07 by
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