筋肉に力を入れて股関節を守るは全くのデタラメ

★ふなこしの股関節痛コラム

昨日、長野の飯田で出張セラピーイベントを開催し、5人の方々に施術や歩き方指導をさせて頂きました。

みなさん、力みが取れて「体が軽くなった」と言われていました。「なんで?不思議~!」と言われます。

みなさんとお話しをしていて必ずと言って良いほど出る話題が「筋肉に力を入れている方が良いのか?悪いのか?」ということ。

例えば「膝に痛みがあるとき、太腿の筋肉を鍛えて強い力で膝を支えると、膝を守ることができて痛みが出ない」という話。

これ、お医者さんがよく言うセリフで、テレビでもこのように紹介されたりしています。

しかし、これは完全な間違いなのです。2つの大きな誤解があります。

筋肉は膝の関節をまたいで骨に付いています。この筋肉に力を入れるとどうなるでしょうか?

筋肉の力によって膝は圧迫されます。つまり、膝に力を加えているということです。

これのどこが膝を守ることになるのでしょうか?

このことは膝だけでなく、股関節や腰など、あらゆる関節について当てはまることです。

ということで「筋肉に力を入れ続けているのは悪いこと」と理解して頂ければと思います。(^^)/

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