筋肉に強い力が入っていると転倒しやすくなる
★ふなこしの股関節痛コラム
先日のコラムで「筋肉に強い力を入れて歩いていると転倒しやすくなる」とお話ししました。
それはなぜでしょうか?
例えば、歩いていて何かに躓いてバランスを崩したとき、通常はサッと脚が動いて転倒しないように体をかばいます。
これが成功するポイントは「サッと脚が動くかどうか」です。
歩いているときは、歩くため用に、それなりに脚の筋肉には力が入っています。
この筋肉に力が入っている脚をサッと動かすには、この筋肉の力を瞬時に抜いて、体をかばうため用の脚の筋肉に素早く力を入れる必要があります。
つまり「これまで使っていた筋肉の力を瞬時に抜いて、別の筋肉に素早く力を入れる」ということです。
これが両方できて初めてサッと脚が動き、転倒しないで済むのです。
このとき、歩く用の筋肉に強い力を入れていると、どうなるでしょうか?
筋肉の力を抜くのに時間がかかり、サッと脚を動かすことができなくなります。
そして、体をかばうタイミングが遅れ、体をかばうことができず転倒してしまうのです。
ということで、筋肉に強い力を入れて歩いていると、このような弊害も起こるのです。
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2022-12-20 by
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