股関節痛の手術にはアクシデントが付き物

★ふなこしの股関節痛コラム

手術にはアクシデントが付き物。昨日、人工股関節の手術を受けて、そのアクシデントに苦しんでいる方と出会いました。

この方は手術を受けた後、足首を上げられなくなり、足の指を反らせられなくなってしまいました。

そのため、足先が常にダラーっと下に垂れ下がっている状態となりました。

これは「下垂足」という状態です。

下垂足になると、脚を動かすとき、足先が何かに引っ掛かって、非常に不自由な思いをします

歩くときも、足先が床に引っ掛かってしまいます。そのため、意識的に脚を大きく持ち上げて歩くことになり、普通に歩くことが出来なくなります

こうなると、足先が垂れ下がらないよう、足首を固定する装具をはめることになります。

そして、この装具の厚みのせいで、これまでの靴は履くことが出来なくなります

つまり、手術をすると、このような状態になってしまう可能性がある、ということです。

この方はおそらく、手術の際に、足首を動かす神経にダメージが加わったのだと思います。

「股関節痛は最終的に手術すれば治る」と思っている方は多いですが、このようなことも起こるのです。

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