痛みを出しながら立ったり歩いたりはやってはダメ

★ふなこしの股関節痛コラム

「良薬は口に苦し」という言葉をご存知でしょうか?

これは「良く効く薬は苦くて飲みづらい」という意味で、「辛いことは自分のためになる」という意味合いがあります。

このような言葉もあってか、股関節痛を治そうとして、次のように思っている方は多いです。

「痛みを我慢してまで脚を使った方が良い」

痛いのに我慢して、悪い脚に体重をかけて立ったり、歩いたり、筋トレしたり、ストレッチしたり。

良かれと思ってのことだと思いますが、痛みを治すためには、これらは全てやってはダメなことです。

痛みは体の異常を知らせる警告信号です。危険なことが起きているよ、というサインです。

痛みが出るということは、それをやってはダメということなのです。

なので、すべきは痛みをかばうことです。痛みをかばうためには、手すりや杖などの道具も活用した方が良いです。

歩くと痛みが出るなら、杖を使って痛みが出ないように歩く方が良いです(同時に、正しい歩き方を実践するのは必須)。

ということで「痛みを出してまでした方が良い」は完全な誤解です。これをしている限り、股関節痛は治っていきません。(^^;)

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