スクワットや足上げで歩き方や股関節痛が悪化する

★ふなこしの股関節痛コラム

昨日のコラムで次のようにお話しました。

「歩き方が良くないのは筋力が足りないから、という誤解によって一生懸命に筋トレをして、筋肉に強い力を入れて歩いて血流を悪くさせてしまう」

このことによって、股関節痛は悪化してしまいます。

で、この誤解の中でよく勧められる筋トレが、スクワットや足上げです。足上げとは、膝を伸ばしたまま脚を上げる筋トレ。

実はこれらの筋トレ、歩き方そのものも悪くさせてしまうのです。

これらの筋トレは、太腿の前側の筋肉に強い力が入るものです。

すると、何をするにしても、その筋肉に力を入れることがクセになってしまいます。

で、太腿の前側の筋肉は、主に体の動きを止めるときに使う筋肉。

なので、これらの筋トレをしていると、歩くとき、前に進もうとしながらも、その動きを止めようとする力が働いてしまうのです。

つまり、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるような状態・・

これでは歩き方がギクシャクしてしまい、無駄な筋力で体に大きな負担が掛かる「悪い歩き方」になってしまうのです。

ということで、スクワットや足上げには、ご注意を。

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