太腿の前の筋肉を鍛える筋トレは股関節痛を悪化させる

★ふなこしの股関節痛コラム

痛みを治すために、しっかり歩くために、病院のリハビリでよく指導されたり、お医者さんからよく言われたりすることがあります。

それは「太腿の前の筋肉を鍛えましょう」です。膝の痛みに対しては特にこう言われます。多くの人は、これを良いことと信じています。

しかし、全くの間違いなのです！(T_T)

昨日もこのように信じている人と出会いました。痛みを治すために一生懸命に太腿の前の筋肉を鍛えているそうです。ご家族もそのように信じていて、ご家族からもよく言われるそうです。

太腿の前の筋肉を鍛える筋トレばかりしていれば、歩き方がどんどん硬くなり、痛みはますます悪化していきます。

なぜなら、太腿の前の筋肉は、体の動きを止める役割の筋肉だからです。要はブレーキの筋肉。

この筋肉を鍛えていれば、その筋肉が不必要に使われやすくなります。すなわち、動こうとしているのに動きを止めようともしてしまう、ということ。

これは、アクセルを踏みながらブレーキーも踏んでいる状態であり、体に非常に大きな負担を掛けてしまいます。

これでは正しい歩き方も痛みを治すこともできませんので、ご注意を。

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