筋力は股関節痛を悪化させる

昨日は東京出張セラピーでした。先週は大阪出張セラピーでした。

どちらも起こし下さった股関節痛の方々のほとんどは「筋力を使うことは良いこと」と思っていらっしゃいました。

そして、股関節周りの筋トレをして筋力を上げれば股関節痛は治る、と思っていらっしゃいました。

実はこれ、股関節痛を治すこととは真逆のことなのです。それについてお話しします。

例えば、豆腐はお箸でつまむだけで簡単に崩れてしまいますよね。

これは力の特徴を非常によく表している現象で「力は強さに関係なく物事を破壊する」ということです。

強い力、弱い力、関係ありません。どんな力でも必ず物事を破壊します。

なので、力はできるだけ使わない方が良いのです。

すなわち、筋力もできるだけ使わない方が良いのです。

筋力は体を破壊します。筋力は股関節痛を悪化させます。

なので、股関節痛を治すには「無駄な力を抜いて必要最小限の筋力だけ使う」ということが必要になります。

そして、そのような歩き方、姿勢や立ち方、体の使い方になる必要がある、ということです。

股関節の筋トレをしていたり、力を込めて歩いていたり、体を固めて立っていたりしていると、股関節痛は治っていきません。

「筋力を使うことは良いこと」と誤解していれば、股関節痛は治っていきません。

このことは是非ご理解いただければと思います。

ちなみに、僕の出張セラピーでは「無駄な力を抜いて必要最小限の筋力だけ使う」立ち方や歩き方を指導しています。

すなわち、股関節痛が確実に治っていく立ち方や歩き方です。

出張セラピーでこれらを体感された方々は「こんなに楽に歩けるなんて、凄い！」とビックリされます。(^^)/

※このコラムは僕のLINE公式アカウントで投稿したものです

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